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March 01, 2006

ふぉーがっとん

なぜだろう・・・

昔は英語を解しながら日本人としての矜持を忘れない翻訳者達の誇りのようなものが映画の邦題に感じられた。

それがどうだ。

Proof of my life

プルーフオブマイライフ

か?

You've Got Mail.

ゆーがっとめーる

すか?

The forgotten

フォーガットン

????????????????????

それでいいのかお前は?

といいたくなる。

もちろん最近の洋画のタイトルの話です

「カタカナ読みそのまんま」が増えてません?

70年代のレイモンドチャンドラーの名作

Farewell My Lovely

の邦題は

「さらば愛しき女よ」

だが

これが

フェアウェルマイラブリー

だったら

わざわざレンタルしようと思ったたかどうかわからない

若き日のジャックニコルソンが主演男優賞を受賞し、
管理社会で飼いならされることの愚かさと恐ろしさ、
自ら考えること、自由でいることの難しさとその大切さを
痛切に訴えた社会派ドラマの名作

One Flew Over Cuckoo's Nest

「カッコーの巣の上で」

である。

シンプルだが名訳だと思う。

わんふるーおーばくくーずねすと

だったら何のことかさんぱりわからんぞ

映画ではないが、これも
レイモンドチャンドラーで

The Big Slepp

「大いなる眠り」 ではなく 「ザ・ビッグスリープ」

だったら全然読む気がしないと思いませんか?

映像翻訳というのは翻訳者の中では特殊な分野で努力さえすればなれるものではない(らしいです)。実力もコネも両方必要だし、ギャラは恐ろしく安い。なぜなら無料でもやらして欲しいという翻訳者が腐るほどいるからだ。そりゃぁ自分の翻訳が映画とかTV番組になると思えばやるでしょ。英語に限らず、中国語・韓国語・仏語・独語・西語などすでにできる翻訳者が多くいる分野ではこれは共通らしい。

そんな中で選び抜かれた人なら作品の命とも言えるタイトルは命かけて翻訳して欲しい。何年も残るんですから。(もちろんスターウォーズ、ハリーポッター、SAYURI、ゴッドファーザーなど無理に日本語にする必要のないものは例外)。

でももしかしたらタイトルは翻訳者のコントロール外なのかもしれないですね。

いずれにせよ配給会社の人の見識が問われているのだと思う。


で、

閑話休題、

先日、前職のクライアントで仲良くなった人とその仲間達と「御蔵」という料理屋で会食した。有名な京料理屋だそうな。

なんだかメニューには読めない漢字で書かれた品目がずらりと並んでいました。

高級感があって味も確かに繊細な感じはしましたけど、僕はまだ懐石料理を愉しむほどには舌は肥えていないのだなぁと痛感した。

まだステーキハウスで「はんばーぐすてーき!」でも食べた方が満足感があります。正直言って。

author aglogin : March 1, 2006 04:51 AM

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