GNS3のセットアップ
GNS3を利用するにあたってのセットアップとして、以下の設定を行います。
- 日本語化
- GNS3用のディレクトリの確認
- IOSディレクトリの確認
- IOSの指定と解凍
【日本語化とディレクトリの確認】
GNSのセットアップを行うために、[Preference]画面を開きます。[Preference]画面は、[Setup Wizard]の[Step]をクリックするか、[edit]→[Preference]をクリックします。
[General]→[General Settings]で[Language]として「日本語(jp)」を選択して、[Apply]をクリックすると、メニューなどが日本語化されるようになります。
また、同じ画面の[パス]でGNS3のプロジェクトファイルやIOSの保存先のディレクトリを指定することができます。必要に応じて、変更してください。
【IOSの指定と解凍】
GNS3上でエミュレートするCiscoルータのIOSを指定します。通常のIOSは圧縮されているので、IOSを解凍します。IOSを解凍することで、エミュレートするルータの起動を速くすることができます。
[Setup Wizard]の[Step2]をクリックするか、[編集]→[IOSイメージとハイパーバイザ]をクリックします。
[イメージファイル]からIOSイメージを選択します。
すると、以下のようにIOSイメージファイルを解凍する旨のメッセージが表示されるので、[はい]をクリックします。解凍したIOSイメージファイルは、「.image」という拡張子になります。
[保存]をクリックすると、GNS3のプロジェクト画面で指定したモデルは指定したIOSで動作するようになります。Idlepcに関する警告が表示されていますが、Idlepcは後ほど設定します。