2006年04月01日

EGRP (Exterior Gateway Routing Protocol)

ども、Kyoです。
最近、あったかくなったかと思ったらまた寒くなりましたねー。雪が降っているところもあるそうで。
Kyoさんは東京っ子なのでさすがに雪はないですが(笑)それでもかなり寒いです。。


さて、SSMの途中でしたが、またNewFeatureの紹介なんぞを。

今回はEGRP(Exterior Gateway Routing Protocol)について。
まあ名前のとおりですよね。IGRPのEGPバージョン。
とはいってもインターネットではBGPが全盛ですから、Cisco独自のEGRPはキャンパスバックボーン・・・つまり巨大なプライベートネットワークで使用されることを想定しています。

EGRPでは、BGPで言うところのEBGPしかありません。つまり、AS間接続にのみEGRPプロセスを動作させます。
ではIBGPにあたるものは??これは実はEIGRPを使用します。徹底してますCiscoさん。(笑
簡単に言えば、EIGRPで学習した経路を自動的に集約し、EGRPで外部ASにアドバタイズします。
なお、このときEGRPとEIGRPのAS番号は一致している必要があります。
たとえばこんな感じ

router egrp 65010
 neighbor 150.100.1.1 remote-as 65020

router eigrp 65010
 network 192.168.1.0

これで、対向AS65020から192.168.1.0の経路が見えるはずです。

コストはEIGRPで使用したものがそのまま利用されます。
#デフォルトで帯域幅と遅延から算出されます。
EGRPではASを1つのルータと見立てたようなEIGRPとほぼ同様の振る舞いをします。
AS-DUAL、AS-SUCCESSOR、AS-FSなどという用語があります。当然、変化の合った部分だけを更新する、バックアップ経路を持っているなどの特徴があるのでコンバージェンスはBGPよりも上です。
欠点はやはり、Cisco独自のプロトコルであるということ、AS-SIA状態に陥ると大変なこと、BGPのPathAttributeほど柔軟性がないことでしょうか。
また、EIGRPにOSPFのエリア的概念を与えるような使い方もありかもしれませんね。EGRPルータがABRのようになる・・・みたいな。
あ・・・そういや、IPXやAPPLETALKのテーブルも持ってるのかな(笑)
【追記:IPXとAPPLETALKには対応してないそうです。】

一応、PathAttributeにあたるEGRP Route Candidate Valueというものがあります。
多くは語りませんが(ってかまだ詳しく見てないので)4種類だけ紹介しておきます。

Origin・・・これはBGPに同名のものがありますが、発信源をInterASEIGRP (IAE)、InterASOtherIGP(IAO)、OuterAS(OA)、Unknown(U)の4つに区別します。IAEは自身のASのEIGRPが生成したルート、IAOはOSPF等の他のIGPが生成したルート、OAは外部ASから受け取ったルートを示します。UnknownはたぶんStaticルートをRedistributeした場合などだと思います。

AS Priority・・・たとえば、バックボーン(OSPFのarea0みたいな場所)を設定したい場合、ASPriorityをあげることによって必ずそこを通るようにする、などができます。Metricの前に比較されるのかと。

AS Metric・・・単純にEIGRPの持っているメトリックにEGRPで設定したメトリックを掛け合わせることができます。

Weight・・・BGPのWeightとまったく同じです。ただし、EGRPにはIBGPにあたるものはないので、EGRPルータが複数のASとつながっている場合、強制的に片方のASへのパスを優先するといった使い方をします。

こんなところでしょうか。設定はこんな感じでします。

・・・などというエイプリールフールねたを思いついたのですがいかがでしょうか。(死
書いてて自分ばかだなーとか思ってしまいました。(笑

注意:EGRPはフィクションです。IOSには実装されていませんのでご注意ください。

By kyo @ 12:07 PM | 雑談・その他 | コメント (2) | トラックバック (0)

コメント

しまった。途中まで読んでてへーと思ってたらネタだった。
改めて読み直して今うそぴょんと気づいた。
( ゚Д゚)ヒョエー

By KUNIO | 2006年04月06日 08:41


元お水(男)のCCIEです。
そして性格はちみつとクローバにはまってるほど、ピュアです。

KYOさんの説明、視線が下で身近な感じでほんとわかりやすいですね。いけてます。

以下文章、補足しておきます。
「プロクターはびびらせたら勝ちだ!!
Ya~Ha~ちぇけら、ちぇけちぇけ」


前置きはこのくらいにして、
今度元遊び人、CCIEサークルでもつくりませんか?

ちぇけらっちょな感じで、いろんな感性をみがきましょ!


By rainey | 2006年04月19日 10:59


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