LANで通信するためのTCP/IP設定

家庭内LANにPCを接続して、通信を行うためにはいろんな設定が必要になりま
す。有線、無線問わずに必ずTCP/IPの設定が必要です。基本的なTCP/IPの設定
は、

  • IPアドレス
  • サブネットマスク
  • デフォルトゲートウェイ
  • DNSサーバのIPアドレス



です。

IPアドレスは、TCP/IPで通信するために通信相手や自身を識別するための情報
です。意識する/しないに関わらず、通信をするということは通信相手のIPア
ドレスを指定してデータを送ることになります。
サブネットマスクは、IPアドレスのどこまでがネットワークアドレスなのかを
特定するための情報です。
デフォルトゲートウェイは、他のネットワークへの出口(ゲートウェイ)です。
基本的にブロードバンドルータのLAN側のIPアドレスがデフォルトゲートウェ
イです。
DNSサーバによって、通信相手のホスト名からIPアドレスを求めることができ
ます。

こうしたTCP/IP設定を全部ユーザ自身がやろうとすると、設定を間違えてしま
って通信できないことが考えられます。設定の手間やミスをなくすために、DHCP
によって自動的に設定することがほとんどです。ブロードバンドルータには、
DHCPサーバ機能が備わっています。PCをDHCPクライアントにしておけば、PCを
LANに接続すれば、自動的に必要なTCP/IP設定を行うことができます。

lan21.jpg

図 DHCPによるTCP/IP設定の自動取得の概要

ブロードバンドルータには、DHCPサーバの特別な設定は不要です。PCも特に変
更していなければ、DHCPクライアントになっています。PCがDHCPクライアント
でない場合、次の図のように画面を開いていって、

[インターネットプロトコルバージョン4のプロパティ]の

「IPアドレスを自動的に取得する」
「DNSサーバのアドレスを自動的に取得する」

にチェックを入れると、DHCPクライアントとして設定できます。

※画面はWindows Vistaです。OSによって画面は多少異なりますが、同じよう
な手順で設定できます。

lan22.jpg

図 DHCPクライアントの設定(Windows Vista)

また、DHCPサーバから自動的に取得したTCP/IP設定は、

[ローカルエリア接続の状態]の詳細をクリックすると確認できます。

lan23.jpg

図 DHCPの確認(Windows Vista)

たいていはDHCPで自動取得するので、あまりPCのTCP/IP設定を意識することは
ないのですが、トラブルが発生した場合、こうした仕組みを知っておかないと
対応できなくなるので注意しましょう。