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(所属カテゴリー:TCP/IP---投稿日時:2001年7月22日)
■以下のUDPヘッダについての説明の文章中の空欄を下のKey Wordsから選択して埋めてください。なお、Key Wordsは複数回使われるものもありますし、1度も使われないものもあります。
※UDPヘッダのフォーマットは以下の通りです。
UDPヘッダのフォーマットはとても簡単で、(「送信元ポート番号」)、(「送信先ポート番号」)、(「UDP長」)、(「チェックサム」)の4つの情報から構成されていて、大きさは(「8バイト」)です。
またUDPは(「コネクションレス型」)のプロトコルです。そのため、実際のデータ以外の余計なもの、つまり(「オーバヘッド」)が小さく効率のよいデータ転送を行うことができます。そのため、UDPは動画や(「音声」)などのマルチメディアのデータを転送するときに使われる例が多くなっています。
まず、「送信元ポート番号」と「送信先ポート番号」は上位の(「アプリケーション層」)のプロトコルがなにであるかを識別するための識別情報です。(「TCP」)のポート番号と同様です。
こちらもやはり(「0」)~(「1023」)でサーバアプリケーションを識別するための(「ウェルノウンポート番号」)と(「1024」)以上で(「クライアントアプリケーション」)を識別するためのランダムポート番号の2種類があります。主なウェルノウンポート番号の例を以下にあげます。
・DNS:(「53」)
・(「RIP」):520
・DHCP:(「67」)/(「68」)
・(「SNMP」):161/162
・TFTP:(「69」)
「UDP長」にはUDPヘッダとそのあとのデータを含んだUDP(「データグラム」)全体の長さです。ここには(「バイト」)単位で値が入ってきます。
「チェックサム」はUDPデータグラム全体のエラーチェックを行うために利用します。その際に(「擬似ヘッダ」)を付加して計算を行います。擬似ヘッダを付加していく理由は、(「TCP/IP」)では通信を以下の5つの要素で識別するためです。
・(「送信元IPアドレス」)
・送信先IPアドレス
・(「プロトコル」)
・(「送信元ポート番号」)
・(「送信先ポート番号」)
もし、(「擬似ヘッダ」)を付加せずにチェックサムの計算を行うと、この5つの要素のうち、(「送信元ポート番号」)と(「送信先ポート番号」)しかチェックできないことになります。 そのため、(「擬似ヘッダ」)を付加してこの(「5つ」)の要素がすべて正しい、つまりTCP/IPの通信が正しく行われていることを確認します。