TCPヘッダ復習問題その2

TCPヘッダ復習問題その2

■以下のTCPヘッダについての説明の文章中の空欄を下のKey Wordsから選択して埋めてください。なお、Key Wordsは複数回使われるものもありますし、1度も使われないものもあります。

※TCPヘッダのフォーマットは以下の通りです。

「フラグ」は各ビットごとに意味があり、(「セグメント」)の種類を知ることができます。
上位の(「2」)ビットは予約として「0」で埋められます。URGフラグは(「緊急データ」)がある場合に「1」になります。ACKフラグは通常のデータ転送を行っているときは必ず(「1」)です。ACKフラグが「1」のセグメントは(「確認応答」)のセグメントです。ACKフラグが(「0」)になっているのは、コネクションを確立する(「3ウェイハンドシェイク」)のうち、一番最初のセグメントだけです。

PUSHフラグは(「バッファ」)内のデータを送信するときに「1」になります。TELNETでは(「コマンド」)を1文字ずつリモートのホストに送信しています。このとき、PUSHフラグが「1」になっています。

RSTフラグはTCPのコネクションを(「強制的」)に切断するときに「1」になります。アプリケーションが途中でフリーズして、シーケンス番号が狂ってしまったときなどに、いったんコネクションを切断する必要があります。

SYNフラグはTCPのコネクション確立である(「3ウェイハンドシェイク」)に関係してきます。(「3ウェイハンドシェイク」)を通じて、これからのデータ転送で使う(「シーケンス番号」)と(「ACK番号」)を決めていきます。

まずコネクションを確立するための最初のセグメントでは、シーケンス番号は(「ランダム」)、ACK番号は(「0」)です。そしてACKフラグは(「0」)、(「SYNフラグ」)は「1」です。

2番目のセグメントでは、(「シーケンス番号」)はランダム、ACK番号は最初のセグメントのシーケンス番号に(「プラス1」)、ACKフラグは「1」、SYNフラグは(「1」)です。

そして3つめのセグメントは、シーケンス番号は2番目のセグメントの(「ACK番号」)、ACK番号は(「最初」)のセグメントの(「シーケンス番号」)に1を足したもの、ACKフラグは(「1」)、SYNフラグは(「0」)です。
これからのデータ転送ではこの(「シーケンス番号」)と(「ACK番号」)を使っていくことになります。

FINフラグはコネクションの切断に使います。TCPではコネクションの切断は4つのステップをとります。
最初のセグメントの(「シーケンス番号」)、(「ACK番号」)はそれまで使っているものです。そして(「ACKフラグ」)が「1」、FINフラグが(「1」)です。

2番目のセグメントはシーケンス番号は最初のセグメントの(「ACK番号」)で、ACK番号は最初のセグメントの(「シーケンス番号」)に(「プラス1」)です。ACKフラグは「1」、(「FINフラグ」)は(「0」)です。

3番目のセグメントは2番目のセグメントを送信したホストが出します。シーケンス番号、ACK番号はさきほどと同じで、(「ACKフラグ」)、(「FINフラグ」)ともに(「1」)なります。

4番目のセグメントは、シーケンス番号はこれまでと同じように3番目のセグメントの(「ACK番号」)、ACK番号は3番目のセグメントの(「シーケンス番号」)に(「プラス1」)です。(「ACKフラグ」)は(「1」)、FINフラグは(「0」)です。

「ウィンドウサイズ」は一度に(「受信」)することができるデータの大きさです。
1つのセグメントを送るごとに(「確認応答」)を待って、次・・・というのはデータ転送の効率が(「悪く」)なります。ある程度までは確認応答なしに一度にセグメントを送る方が効率よいデータ転送をすることができます。ただ一度にたくさんセグメントを送っても受け取った側が処理できなければ意味がありません。

そこで、(「ウィンドウサイズ」)によって受信することができるデータのサイズを相手に通知し、データ転送の効率をあげようというのが(「スライディングウィンドウ」)です。

またネットワークが混雑している状態のことを(「輻輳状態」)と呼んでいますが、輻輳状態を回避するためにも(「ウィンドウサイズ」)が使われています。輻輳状態になってしまったら、ウィンドウサイズを一気に(「減少」)させて送信するセグメントを少なくします。その後、徐々に(「ウィンドウサイズ」)を増やしていくことによって輻輳の回避を行います。

「ヘッダチェックサム」はTCPヘッダのエラーチェックを行うために使います。ただし、チェックサムを計算するときには(「擬似ヘッダ」)を追加して計算を行っています。

「アージェントポインタ」は(「緊急データ」)がある場合に、どこからが緊急データかという、緊急データの始まりを指し示すポインタです。

Key Words

「緊急データ」「悪く」「増加」「シーケンス番号」「受信」「服装状態」「ACK番号」「セグメント」「ACKフラグ」「減少」「0」「1」「切断」「パケット」「SYNフラグ」「輻輳状態」「偽ヘッダ」「フレーム」「確認応答」「送信」「ウィンドウサイズ」「ドアサイズ」「スリッピングウィンドウ」「良く」「擬似ヘッダ」「データグラム」「バッファ」「3ウェイハンドシェイク」「コマンド」「2」「最初」「強制的」「自発的」「ランダム」「プラス1」「最後」「ACKフラグ」「プラス2」「プラス3」「2番目」「3番目」「4番目」「FINフラグ」「スライディングウィンドウ」

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