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(所属カテゴリー:TCP/IP---投稿日時:2001年9月16日)
■以下の電子メールについての説明の文章中の空欄を下のKey Wordsから選択して埋めてください。なお、Key Wordsは複数回使われるものもありますし、1度も使われないものもあります。
電子メールのやり取りには、現在2つのプロトコルを利用しています。送信用の(「SMTP」)と受信用の(「POP3」)です。どちらも下位層の(「トランスポート層」)に(「TCP」)を使っています。トランスポート層にTCPを使っているのは、メールの送受信をきちんとできるようにするためです。TCPは(「コネクション型」)のプロトコルなので、エラー制御やフロー制御を備えていて、(「信頼性」)が高いデータ転送を行うことができます。 ポート番号についてはそれぞれ、SMTPが(「25」)、POP3が(「110」)となります。電子メールを送信するとき、電子メールソフトに設定されている(「メールサーバ」)に(「SMTP」)を使ってメールを送信します。メールサーバに送信するためには、まず(「DNS」)を使ってメールサーバの(「IPアドレス」)を求めるという手順が必要になってきます。
メールを受け取ったメールサーバは送信先メールアドレスの「@」より(「右側」)の(「ドメイン名」)からメールを中継するメールサーバを探し出します。そのために(「DNS」)を使いますが、自分のドメイン内に目的のメールサーバの登録がないときには、(「ルートドメイン」)からたどっていくことになります。DNSサーバに登録されている(「メールサーバ」)の情報を(「MX」)レコードといいます。
あて先のメールサーバがわかれば、(「SMTP」)を使ってそのメールを中継します。受け取ったあて先のメールサーバは「@」より(「左側」)のユーザごとの(「メールボックス」)にそのメッセージを格納します。
メールを受信するには、電子メールソフトに設定されているメールサーバに対して、(「POP3」)によって問い合わせを行います。もしメールが届いていれば、ダウンロードして、無事に読むことができるようになります。
もし、あて先が複数ある場合はメールサーバが「@」から右側のドメイン名から中継するメールサーバを探してSMTPで送信するという動作を必要なだけ繰り返すことになります。(「マルチキャスト」)を使って一度に送っているわけではありません。
また、メールサーバは1台だけでなく送信用の(「SMTP」)サーバと受信用の(「POP」)サーバに分けて構築している場合もあります。