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平成14年度テクニカルエンジニア(ネットワーク)午後Ⅰ問1設問2解答と解説
カテゴリー:テクニカルエンジニア(ネットワーク) (2002年10月31日)
解答
WEPによる暗号化は、パソコンと無線LANアクセスポイントとの間のみであるため。(40字)
解説
この問題のポイントは、WEPによるデータの暗号化の対象がどこなのかということです。これがわかれば、とても簡単に解答することができる問題です。
まずは、現在の暗号化の対象を考えてみます。現在は、業務サーバとパソコンの間でデータを盗聴されることがないように暗号化を行っています。暗号化のプロトコルは明記されていませんが、次の図のように業務サーバとパソコンの間で暗号化されたデータを流すためのトンネルが作られて、その中をデータが流れていきます。
WEPは、無線LANの通信を暗号化するわけですから、暗号化の対象は、無線LANカードと無線LANアクセスポイントの間に流れるデータです。
もしも、無線LANを導入した後、現在行っている経理、人事業務サーバとパソコンの間の暗号化をやめてしまうと、アクセスポイントまでは、WEPによって暗号化されていますが、アクセスポイントから業務サーバまでは生のデータが流れてしまいます。
これでは、現在のセキュリティレベルよりも大きく劣ってしまいますね。現在、パソコンと業務サーバ間のデータを暗号化しているのは、LANの中での機密保持を目的としていることが考えられます。ということは、アクセスポイントと業務サーバの間で生のデータが流れてしまってはマズイわけです。そのため、たとえ無線LANを導入してWEPによる暗号化を行っていたとしても、業務サーバとパソコンの間の暗号化は引き続き行う必要があります。
パソコンと業務サーバ間でデータを暗号化した上で、パソコン(無線LANカード)と無線LANアクセスポイント間でWEP暗号化を行うことになります。
以上を考えて、解答を40字以内でまとめると、
WEPによる暗号化は、パソコンと無線LANアクセスポイントとの間のみであるため。(40字)
となります。
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