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フレームリレーでのサブインタフェース 【For CCNA】

(所属カテゴリー:IPルーティング | WAN | シスコ---投稿日時:2006年1月27日)

サブインタフェース

サブインタフェースとは、1つの物理的なインタフェースを論理的に分割した ものです。フレームリレーのカプセル化を行うと、そのインタフェースを複数 のサブインタフェースに分割することができます。各サブインタフェースにIP アドレスを設定できるのでサブインタフェースを利用することで、フレームリ レーネットワークを複数のサブネットに分割し、より柔軟なネットワーク構成 を実現することができます。

※サブインタフェースに分割する前の物理的なインタフェースをメジャーイン タフェースとも言います。

サブインタフェースのタイプ

フレームリレーのサブインタフェースのタイプとして、

・ポイントツーポイントサブインタフェース
・マルチポイントサブインタフェース

の2つがあります。

この2つサブインタフェースのタイプの使い分けは、サブインタフェースを利 用してフレームリレーネットワークを複数に分割したサブネット上の通信相手 のルータの数によります。分割したサブネット上の通信相手が1台だけならば ポイントツーポイントサブインタフェース、複数存在すればマルチポイントサ ブインタフェースという使い分けです。

※通信相手が1台のときでもマルチポイントサブインタフェースを利用するこ ともできます。

サブインタフェースの作成は、グローバルコンフィグレーションモードで次の コマンドを利用します。

(config)#interface serial {module}/{port}.{subif-num} {point-to-point|multipoint}
(config-subif)#

subif-numはサブインタフェースを識別するための任意の数字です。ポイント ツーポイントサブインタフェースを作るときはpoint-to-pointを指定し、マル チポイントサブインタフェースを作るときはmultipointを指定してください。 サブインタフェースを作成するとコマンドプロンプトが(config-subif)#とな り、サブインタフェースのコンフィグレーションモードになります。

サブインタフェース上での設定

サブインタフェースコンフィグレーションモードでは、

・各サブネットに対応するIPアドレス
・サブインタフェースに対応付けるPVCのDLCIとリモート側のIPアドレスのフレームリレーマップ

の設定が必要です。

ポイントツーポイントサブインタフェースの場合、フレームリレーマップは frame-relay interface-dlciコマンドで設定します。マルチポイントサブイン タフェースの場合、フレームリレーマップはframe-relay mapコマンドで設定 します。サブインタフェースの場合、Inverse ARPでのマッピングはできませ ん。

※サブインタフェースのタイプを変更するには、いったんサブインタフェース の設定を消去してからルータをリロードします。その後、新しいサブインタ フェースタイプでもう一度作成します。

下記の図に、ポイントツーポイントサブインタフェースとマルチポイントサブ インタフェースを利用して1つのフレームリレーネットワークを2つのサブネッ トに分割した場合の設定例を紹介します。

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