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(所属カテゴリー:TCP/IP---投稿日時:2007年2月24日)
ルート集約を効率よく行うためには、階層型IPアドレッシングを考えます。階
層型IPアドレッシングとは、ある特定のネットワークの集合に対して連続的な
アドレスを割り当てていくことです。これは、きわめて常識的なことですね。
たとえば、ある拠点のLANに10個のサブネットが存在すれば、各サブネットに
対して
192.168.1.0/24
192.168.2.0/24
:
:
192.168.10.0/24
というように連続したネットワークアドレスを割り当てていきます。
階層型IPアドレッシングによって、各ネットワークアドレスのビットの共通部 分がよくわかります。そのため、ルート集約を行いやすくなります。ルート集 約は、複数のネットワークアドレスの共通のビット部分までサブネットマスク を左にずらすからです。
大規模ネットワークでは、ルート集約をきちんと考える必要があります。その ための前提として階層型IPアドレッシングを行う必要があります。
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