CCIEへの道 その7 GeneのCCIE合格まで

CCIEの合格まで

CCIEに合格したのは、2003年1月です。CCIE番号は11000番台。でも、Written Exam
を受けたのは、たしか2001年の夏だったと思います。Writtenから考えると、
約1年半かかってしまいました。その過程を簡単に紹介します。

まずWritten Examですが、2001年の夏に合格しました。2001年の春にCCNPを取
って「次はCCIEかなぁ」と、軽い気持ちで勉強しながらWrittenは、まぁなん
とか合格できました。当時のWrittenは、IP以外にもIPXだのAppletalk、SNAだ
の盛りだくさんのプロトコルが出てたなぁと、いま、思い出しました。

1回目のCCIE Lab

2001年の夏にWrittenに合格して、Labを受けたのはその年の12月でした。さす
がに、Writtenに受かってからすぐにLabを受けるのは無理があったので、ちょ
っと時間をおいて勉強することにしました。
Cisco PressのCCIE本を何冊かざっと読んで、トポロジを適当に作ってみてい
ろんな設定を確かめてみるという形で勉強していました。

で、臨んだ1回目のLab試験ですが、集合時間に遅れてしまって始まる前から焦
りましたねぇ。実際の試験は、時間があっという間に過ぎていったものの、一
通り設定はできたので、合格するかも?っていう感じでした。

その日のウチに結果がわかったんですが、78%でFail・・・あとで、思い返す
と些細なミスがありました。
「ま、はじめてで78%だったから次は大丈夫かな?」なんて思っていました。

1回目の受験記↓
//www.n-study.com/vendor/2001/12/ccie_routing_switching_lab_exa_10.html

2回目のCCIE Lab

1回目の受験から5ヶ月後の2002年5月に2回目のLabを受験しました。ホントは、
もっと早く受験したかったんですが、予約できたのが5月だったので。
5ヶ月も間が空いてしまうと、その間の勉強スケジュールが難しかったですねぇ。
ちゃんとLab試験用の勉強をしたのはたぶん4月ぐらいになってからです。

1回目はあともうわずかだったので、2回目でもう合格できるかなぁとなんとな
く思っていたんですが、それが見事に打ち砕かれました。点数は60%そこそこ・・・
あまい考えで受験したもダメだと思い知らされました。

2回目の受験記↓
//www.n-study.com/vendor/2002/05/ccie_routing_switching_lab_exa_9.html

3回目のCCIE Lab

3回目の受験も間が5ヶ月ほど空きました。2002年10月に3回目の受験をしまし
た。そして、このときは特に仕事が忙しかったときでした。大きな案件をほと
んど一人で対応していて、休みがまったくなかった時期です。
直前に何日間か、これまでの試験問題の振り返りをやっていたぐらいです。

試験はデバイスが変わって、Catalyst3550が追加されるようになっていました。
Catalyst5000でできた設定を同じようにCatalyst3550でやっても、うまく動作
せずに試験中にかなり混乱しました。結局、問題の条件を満たすことができな
かったのに、その部分は得点できてたり、ちょっと採点基準がよくわかりませ
んでした。
ま、IP/IOS Featureができなかったんで落ちましたが73%・・・80%というのは、
かなり高いハードルでした。

で、3回目の不合格はかなり大きなダメージでしたね。「もう、いつまでもう
からないんじゃないか?」

3回目の受験記↓
//www.n-study.com/vendor/2002/10/ccie_routing_switching_lab_exa_8.html

4回目のCCIE Lab

4回目の受験もなかなか予約が取れずに、2003年3月ぐらいに予約を入れていま
した。でも、このときはキャンセルで空くのをちょくちょくチェックしていて、
1月の末にたまたま空いていたので予約しました。

過去3回の覚えている限りの試験問題とその設定をぜんぶマインドマップにま
とめました。復習してあいまいなところをCCO・実機で確認していました。

4回目の試験問題は、以前に受験した問題とよく似ていました。特にIP/IOS Feature
はほとんどそのまんま。
以前の問題をマインドマップでまとめて、きちんと復習していたのでかなりさ
くさく進んだのを覚えています。「これで受からないわけがない!」というぐ
らい自信がありました。

結果のメールが来ていたのが、すごく早かったですねぇ。試験が終わったのが
午後5時20分ぐらい。メール来ていたのが午後5時40分ぐらい。で、CCIEサイト
にログインすると、ロゴマークとCCIE番号を発見。すごくホッとしました。よ
うやく解放されたぁとの思いでいっぱいでした。

4回目の受験記↓
//www.n-study.com/vendor/2003/01/ccie_routing_switching_lab_exa_7.html

と、こんな感じでWrittenは置いておいて、1年以上にわたってLab試験に取り
組んでいました。

いまはそうでもないみたいなんですが、なかなか予約がとれずに試験間隔が空
いてしまうと、モチベーションを維持するのがホントに大変でした。どんなに
勉強しても足りなくて出口が見えない気がしてきます。
そんなとき、先日もご紹介したように、一緒に勉強する仲間や合格したときの
自分へのご褒美を考えて、あきらないことです。
あきらめない限り、必ずCCIEに合格できますし、その間の時間はきっと将来大
きなリターンを生み出してくれるはずです。