はじめてのLAN構築講座 その11

(所属カテゴリー:LAN---投稿日時:2008年11月12日)

NASの選択のポイント

NASを導入すると、家庭内LANは非常に使いやすくなります。現在、さまざまな NASの製品があります。NASを選ぶに当たってのポイントは、一番は

「容量」

でしょう。

あとからUSBの外付けハードディスクを追加することもできますが、元々のハ ードディスクと外付けハードディスクが別々のボリュームになってしまい、使 い勝手が悪くなります。
「こんなに使い切らない」と思っていても、容量はあればあるほどいいです。 特に、パソコン自体のハードディスクが大容量化しています。パソコンのバッ クアップをNASに取るなら、NASの容量はできるだけ多いに越したことはありま せん。ハードディスクの値段がずいぶん下がってきて、それにともなってNAS の値段も下がってきています。すくなくとも1Tバイト、余裕があれば2Tバイト の容量を持つNASがオススメです。

大容量のNASを導入して、音楽/動画や仕事のドキュメント、パソコンのバック アップなどを全部NASに保存しておくと、心配なのがNASのハードディスクの故 障です。NASのハードディスクが故障すると、データがすべてダメになってし まいます。ハードディスクが故障しても、データを守れるように

「RAID 5」

の機能を持つNASを選びましょう。

RAID 5の機能を持つNASはたいてい4台のハードディスクを内蔵しています。4 台のハードディスクのうち1台を障害時の復旧のためのパリティ用に利用しま す。実際に使える容量は、3/4になってしまいます。たとえば、2Tバイトの容 量であれば、実際に使えるのは1.5Tバイトになります。容量が減りますが、ハ ードディスクが1台故障してもデータを保護することができます。1台故障中で もNASを利用し続けることはできますが、性能が低下します。故障した1台のハ ードディスクを取り替えれば、また元のように利用できるようになります。 一度に複数のハードディスクが故障すると、もうどうしようもないのですが、 一度に複数のハードディスクが故障する可能性はかなり小さいはずです。交換 用のハードディスクがちょっと高めなのが、玉に瑕。

以上の2点、すなわち

  • 容量
  • RAID 5


がNAS選択のポイントだと考えています。

あと、あった方がいいなぁという機能は、「DLNAサーバ」ですね。今売ってい るNASはたいていDLNAサーバ機能を持っています。デジタルテレビやDVD/BD/HDD レコーダやPS3など、DLNAクライアント機能を持つ家電、ゲーム機が増えてき ているので、PCだけでなく家電やPS3でNAS上のコンテンツを楽しむことができ ます。また、LANのインタフェースも今売っているNASはたいていギガビットイ ーサネットになっているはずです。

オススメのNAS製品

容量とRAID 5の機能を備えたNAS製品をいくつかピックアップします。

I-O Data
LANDISK Home(HDL4-Gシリーズ)
http://www.iodata.jp/product/hdd/lanhdd/hdl4-g/index.htm

Geneは、この製品シリーズの2TBモデルを使っています。ファンレスですごく コンパクトです。リビングにおいていても違和感がありません。ちょっと熱く なります。

LANDISK Tera (HDL-GTRシリーズ)
http://www.iodata.jp/product/hdd/lanhdd/hdl-gtr/index.htm

どちらかというと家庭用というよりもSOHO用です。より高い信頼性やAESによ る暗号化などのセキュリティ機能が充実しています。

※バッファローからもたくさん製品が出ていますが、バッファロー製品はオス スメしません。過去にバッファローのNASを使っていましたが、ちょっとし たことでファームウェアが壊れました。

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