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OSPFのルートフィルタ その6 For CCIE R&S ラボ試験

(所属カテゴリー:IPルーティング | シスコ---投稿日時:2009年6月29日)

LSAのフィルタの概要

前回まで、OSPFでのルートフィルタはEIGRP/RIPなどとは動作が異なるということについて、実機での検証も踏まえて解説しました。OSPFでのディストリビュートリストは、ルータ間で送受信するLSAのフィルタを行うわけではないということを確認していただけたと思います。

でも、LSAのフィルタを行う方法もあります。フィルタできるLSAは、次の通りです。

  • LSAタイプ3
  • LSAタイプ5(LSAタイプ7)

LSAタイプ3は、あるエリアにとって他のエリアに存在するネットワークアドレス/サブネットマスクを表すLSAです。また、LSAタイプ5およびLSAタイプ7は、OSPFドメイン以外に存在するネットワークアドレス/サブネットマスクを表すLSAです。それぞれのLSAは生成するルータが決まっています。LSAタイプ3は、ABR(Area Boder Router)が生成します。LSAタイプ5およびLSAタイプ7は、ASBR(Autonomous System Boundary Router)が生成します。

それぞれのLSAをフィルタできるのは、生成するルータです。つまり、LSAタイプ3 をフィルタできるのは、ABRです。また、LSAタイプ5およびLSAタイプ7をフィルタできるのは、ASBRです。
LSAタイプ3をフィルタするためには、ABRでarea filter-listコマンドを利用します。また、LSAタイプ5およびLSAタイプ7をフィルタするためには、ASBRでdistribute-list out コマンドを使います。



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