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(所属カテゴリー:IPルーティング | シスコ---投稿日時:2012年1月27日)
ネットワークサマリーLSAはABRが生成するLSAです。ABRが他のエリアのネットワークアドレス、やサブネットマスクをアドバタイズするためにネットワークサマリーLSAがあります。そのため、ネットワークサマリーLSAを解釈するには、アドバタイジングルータがどのABRなのかということとアドバタイズするネットワークアドレス、やサブネットマスクがポイントになります。
図 LSAタイプ3 ネットワークサマリーLSAのフォーマット
ネットワークサマリーLSAにおいて、リンクステートIDには、アドバタイズするほかのエリアのネットワークアドレスが記述されます。
「サマリー」というと「集約」と思ってしまうかもしれませんが、ネットワークサマリーLSAの「サマリー」は「概要」という意味です。LSAタイプ1やタイプ2のような詳細なネットワーク構成の情報ではなく、ネットワークアドレス/サブネットマスクとそのコストという概要情報を表しています。