2005年3月アーカイブの最新記事
(所属カテゴリー:日経パソコン---投稿日時:2005年3月29日)
一口に、携帯音楽プレイヤー(ポータブルオーディオプレイヤー)といっても、いろんな種類があります。どんなシーンで携帯音楽プレイヤーで音楽を楽しみたいかによって、賢く選びましょう!
携帯音楽プレイヤーの記憶メディアによる違い
まずは、どれだけの量の曲を入れられるかということで、記憶メディアの違いがあります。携帯音楽プレイヤーの代表的な4つのタイプの記憶メディアの特徴をまとめます。
1.8インチHDD
容量10G~60Gバイト。容量あたりの単価が一番安く、高音質で大量の曲をいつでもどこでも楽しみたい人に向いています。重さは、150~200gと多少重たいですが、最大で1万曲以上と大容量で家中のCDを全部持ち運べるぐらいです。価格帯は3万円~6万円程度。
代表的なモデルは、アップルコンピュータ「iPod」やソニー「NW-HD5」、東芝「gigabeat」などがあります。
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1インチHDD
容量1G~6Gバイト。そんなに容量がいらないから、もっと小さいのがいいという人に向いています。100g前後で、価格は2万5000円前後。手のひらにすっぽり納まり、携帯性や操作性がいいです。容量、価格、機能のバランスが取れているので、最初に購入するタイプとして一番オススメです。
代表的なモデルにアップル「iPod mini」や「iPod nano」、iRiver「H10 6GB」などがあります。
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フラッシュメモリー
現在、人気急上昇中。容量256M~1Gバイトクラス。振動や衝撃に強く、重さも20~50g程度で小さく、首から下げてスポーツジムなんかでトレーニングしながらだったり、走り回っても平気です。価格は、メモリー量や液晶の有無、付加機能によって変わりますが、1万~2万5000円程度です。
代表的なモデルに、アップル「iPod shuffle」やソニー「NW-E505」、iRiver「T10」などがあります。
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メモリーカード
内臓メモリーを持たず、SDカードなどのメモリーカードを記録メディアとして採用しているモデルです。メモリーカードを交換すれば、容量をきにしなくていいです。容量の上限を気にしたくない人に向いています。また、パナソニック製のコンポなどSDカードを使えるコンポがあれば、もっと使い勝手がよくなるでしょう。ただ、プレイヤー本体とメモリーカードを両方購入すると、多少割高になることがあります。
代表的なモデルにパナソニック「D-Snap Audio」があります。
Panasonic SDオーディオプレーヤー(シルバー) SV-SD100V-S
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じゃ、目的別にあなたに向いている携帯音楽プレイヤーは???
結局、まとめると、
- とにかく外でたくさんの曲を目一杯聴きたい!いちいち曲を転送したりするのがめんどくさい!! → 1.8インチHDDの大容量タイプ
- そんなに何千曲もいらないけど、500曲ぐらい入ってほしいなぁ。で、小さくて軽かったらグッド!! → 1インチHDDタイプ
- ジョギング、トレーニングなど運動しながらでも音飛びしないで、軽くて小さいのがいい!! → フラッシュメモリー
- ふっ、そのうち容量が限界に来るものさ。そんなときでもあわてたくない。ウチにパナソニックのSDカードコンポあるぜっ!! → メモリーカード
というところでしょうか?
ちなみに、管理者の私は、「そんなに何千曲もいらないけど、500曲ぐらい入ってほしいなぁ。で、小さくて軽かったらグッド!!」ってことで、アップルはあんまり好きくないので、
iRiver HDDプレイヤー H10 デイープレツド(6GB)
を使ってます!名刺サイズでポケットに入れていても気にならないです。全部で500曲以上の曲が入るので、大ファンのB'zの曲を入れていっつも聴いてます。iRiverのプレイヤーは音質もいいみたいです。 |
楽天市場で携帯音楽プレイヤーを見る
ぼくもいつも愛用している携帯音楽プレイヤー。2005年1月には、長くポータ
ブルMDプレイヤーが守っていた販売シェアを抜き去ったそうです。ここで、お
さらい。携帯音楽プレイヤーとは、フラッシュメモリーやハードディスクを内
蔵し、最大でアルバム1500枚分もの曲を持ち運び、いつでも音楽を楽しむこと
ができるという製品です。
巷ではAppleのiPodシリーズがにぎわっていますが、他のメーカーもいろんな
携帯音楽プレイヤーを販売しています。
でも、ここで困るのは、
「いろんな製品のうち何がいいの?」
ってことですよね?
iPodがいいっていう人は多いと思いますが、他の製品もいろんな機能が充実し
ているお買い得製品もあります。携帯音楽プレイヤー選択のポイントと、価
格帯別のオススメ製品を紹介しているのが、今回取上げて日経パソコンの特
集記事です。
購入で失敗しないためのポイントとして次の6つを挙げています。そして、そ
の6つのポイントごとにぼくの意見をご紹介します。
- 記録媒体はフラッシュか、HDDか
→ぼくは、やっぱり大容量のHDDかなぁ。
- 楽曲のファイルフォーマットをどれにするか
→ぼくは、Windows XPで手軽にエンコードできるWMPがいいかなぁ。
- パソコンとのデータ転送はどの方式で選ぶか
→専用ソフトなんかをインストールするのは面倒なんで手軽なのがいいかなぁ。
- バッテリーは専用充電池か、乾電池か
→乾電池を買うのはコストもかかるし面倒だから充電池がいいかな。
- 液晶表示と操作体型などインタフェースにも注意
→リモコンにも液晶がついている方がいいなぁ。
- 音楽再生以外の付加機能
→FMラジオやボイスレコーダーもあればなおよし
こういったポイントと、そして1万円台、2万円台、3万円以上という価格帯別
にオススメの製品をまとめています。
記事にある製品をざっとまとめてみました。
この中でぼくが欲しいなぁって思ったのが、アイリバージャパンの『H10』で
す。携帯音楽プレイヤーはあんまり音質を気にしないことがあるかもしれませ
んが、このH10はデジタル・メディア評論家の麻倉怜士氏のお墨付きの音質で
す。5GBの容量で重さも100gを切っていて、カラーTFT液晶もついていて、しか
も音がいいっていうのはとても魅力的です。たまたまいま使っているのもアイ
リバーの製品で、けっこう使い心地がいいので、買い換えたいかなぁって感じ
です。
Amazonで見てみると、現在のところ31,800円で4月4日までギフト券4000円の還
元をやっているので、実質的には27800円ですね。値段も随分と手頃です。い
ま使っているのは、40GBのHDDモデルです。40GBのHDD積んでいるのでちょっと
でかいです。でも、40GBも使い切らないんですよね・・・5GBぐらいで、100g
を切るこの「H10」ぐらいがちょうどいいかなぁなんて思っています。
iRiver HDDプレーヤー
H10 5GB-C-DR/H10
そして、この特集は「iPod以外」をメインに扱っているのですが、やっぱり、
iPodを無視するわけにはいかないって言うことで、iPodの製品ラインアップも
紹介されています。
と、ここまでが大まかな今回取上げた特集の内容です。以下、あんまり記事の
内容自体には関係ないことですが・・・
携帯音楽プレイヤーの使い方として、音楽を聴くのもひとつの使い方です。そ
れ以外のオススメの使い方として、自分を高めるためのオーディオセミナーを
聞くことをオススメします。携帯音楽プレイヤーにいくつかオーディオセミナ
ーを入れておいて、通勤時間に聞き続けていけば、驚くほどスキルアップがで
きるようになるはずです。
ぼくのお気に入りのオーディオセミナーは、
- BTLS(Brian Tracy Learning System)
- 金持ち父さんのファイナンシャルインテリジェンス
- 神田昌典実践会
などなどです。こうしたオーディオセミナーを聞く用途に携帯音楽プレイヤー
を使えば、製品の2万円や3万円程度の投資金額はあっという間に回収できます。
この特集で、あなた自身にあった携帯音楽プレイヤーを選んで、音楽やスキル
アップに活用してみてくださいね!
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