CCIE Routing & Switching LAB Exam受験記(shinoさん)

【試験の感想】

1回目の7月から今までに10月、2月、5月と受験しており、全て70％以上の結果に泣いてきました。。。(ブログも諸事情でそのまま放置になってしまいました)結局今回の6月受験で何だかんだで5回目の受験。。。。
もう流石に慣れたもので、8時20分には会場に到着し中に入ると既に2人座っていて、プロクタの方が"それでは説明を始めます"と、どうやら私が最後だったようです。。。

そしてバトル開始です！！
今度こそは！という思いと、自分には決して受からないのでは？という思いが交錯しながらまずは問題文を読んでいきます。5回目なんだから少しは同じ問題出てくれよ！なんて思いましたが、当然そんな甘い話は無く実際は"なんじゃこりゃ！？"ってくらい全く違うトポロジーでした(ToT)/~~~
取り合えず20分程かけて問題文をじっくり読みながら、疑問点や自分なりのネットワーク図を書いて行きました。

まずはLAN、Frame-Relay、ATMとLayer 2の部分を設定して行きます。ここいら辺はいつもほぼ満点だったので細かい見落としに気を付けながら、ちょっとでも"む！"と思ったことは間髪いれずにプロクタに質問です！！
そしてIGPに進みます。IGPもいつも大体満点なので特に悩む部分も無く、気持ち的にも余裕を持って進めて行きました。昼前にはBGP、Multicastまで終了し、ネットワークのReachabilityと、各設定のShow、Debug出力にはかなり自信が持てる内容で休憩に入ることが出来ました。"この弁当を食べるのも今日で最後だ！"と何だか変にムキになりながら食べていました。

そして午後の部！
いままでこの後半戦で点数を落としているが為に、2回目の受験からあと一歩に泣いてきました！"QoSにSecurity、今日俺はお前らを必ず制覇する！"と意気込んで設定を開始！もう何回もshowとDebugで確認！拡張PingにPBRも多用し、対向からも設定が正しく動いていることを確認！プロクタにも質問しまくり、絶対に自分の考えが正しい事をひたすら確認しました。
そして気が付けば14時前には全て設定終了しており、残り時間をかけてひたすら確認して行きました。問題文を一つ一つ丁寧に読み直し、リロードも2,3回は実行しました。

とにかく相変わらず時間的には余裕で終了！
帰り道にいろいろ思い返しながら、無理やり間違えた事にして考えても20点は落としていないだろ！と考えながらそのまま妻と食事に向かい、"ねぇねぇ、また落ちるんでしょ？"と罵倒されつつ21時に帰宅。しかしまだ結果が来ていない。。。
そして結果がやって来たのが夜中の0:30！何と前回のFAILメールと同じ時間だ。。。。
"また落ちていたら？いや、大丈夫だ！会心の出来だったろ！"とクリック一つにそんな葛藤が繰り返され、いざ見てみると"Pass"と"Certified CCIE#XXXXX"の文字が！！！！！

自分の闘いが一つ終わった事に心から喜ぶと共に、応援してくれた人達への感謝の気持ちで一杯になりました。

【何か一言あれば】

独学でも半年で取ってやるぜ！と思い自宅Labを構築したりしましたが、結局一年かかってしまいました。。。この試験の極意は"いかに早く設定が出来るか！"よりも、"いかに正確に確認が出来るか！"だと思います。
この受験を通してGeneさんも含め多くの方と知り合うことができ、非常に辛くそして多くの事を得ることが出来た一年間でした。これに懲りず、また多くの物が得られるようにダブルホルダーを目指して頑張りたいと思います！！！