日経パソコン 2005.02.28 『欲しい情報が短時間で手に手に入る 検索上手になる5つのツボ p72~95』 by 月波朔夜

インターネットから情報を得ること、それはもう当たり前になりました。
でも、インターネットには情報があふれていてすぐに欲しい情報が見つからな
い・・・、ということがありますよね。知っていれば便利は検索上手になる記
事がありましたので紹介してみたいと思います。今回は2回目です。

『第2のツボ 知恵を絞れば欲しい情報に手が届く』

検索で欲しい情報を見つけるためには、キーワードを「いかに発想するか」と
いう検索する側の工夫が重要になります。キーワード発想のポイントとして3
つが紹介されています。

  1. 自分が探しているページのイメージを思い描くこと。
    探しているWebページに書かれていそうな表現や言い回し、専門用語を使う。
  2. 表現が多様なキーワードは避けること。
    住所と所在地、電話と電話番号のように、同じ意味を持つ表現が複数存在する
    ものは避ける。
  3. 最初の検索結果からキーワードを学習すること。
    たった一度の検索結果で思い通りの結果が得られることはそう多くない。
    一見はずれに見える結果でも、そこから専門用語や表現方法を学べば、目的の
    情報に一歩近づける。

『第3のツボ 定番技の習得は検索上手への近道』

検索サービスを使いこなしている人たちには共通点があるという。それは「検
索の定石」というべき定番テクニックをうまく活用していること。その検索の
定番テクニックとは次のようなものです。

ある言葉の意味を知りたいケースはキーワードに「~とは」をつける。これは
用語の解説をしているWebページでは、このような書き方をしていることが多
いからといわれています。

情報がまとまっているページを探したいときは、キーワードと一緒に「リンク
集」とつけて検索します。インターネットでは「~のページへはここから行け
ますよ」とというのを集めたWebページを作ってくれている人がいて、このペ
ージを「リンク集」と表記していることが多いんです。

エラーはそのままキーワードにする。例えばパソコンでエラーが出た場合はそ
のエラーメッセージを「”」でくくってキーワードにして検索すると、的確な
ページが見つかることが多いです。

検索式を利用する。検索式とは数学の計算式に似ています。(というかそのま
まかもしれませんが・・・)
検索キーワードを「or」(Yahoo!では「+」(半角のプラス))をつなぐと「また
は検索」となり、「A or B」では「AもBも含む情報を検索する」と言う意味
です。「-」(半角のマイナス)でつなぐと対象のキーワードを省きます。前回
紹介したキーワードを空白で区切るのは「and検索」といいます。「A B」
(「A and B」としても同じです)とすると「AもBも含む情報を検索する」と
なります。

特定のWebページからキーワードに関するページを探したいときは、キーワー
ドと「URLアドレス」を入力して検索します。

GoogleやYahoo!ではキーワードを「filetype:拡張子」とするとその拡張子で
作られて公開されている資料が検索できます。代表的なものはPDFの文書やマ
イクロソフト社のOffice製品のソフトのファイルですね。

  • PDF文書「filetype:pdf」
  • MS-Word「filetype:doc」
  • MS-Excel「filetype:xls」
  • MS-PowerPoint「filetype:ppt」

『第4のツボ Webページ以外も検索窓におまかせ』

検索サイトは収集したWebサイトにあるいろんな情報をカテゴリーに分類して
持っています。静止画や動画、ニュースなどもです。辞書機能を持つ検索サイ
トもあります。辞書機能で私のお勧めはgooです。gooはキーワード入力欄の下
に「英和」「和英」「国語」と検索する3種類のボタンがあります。つづりに
不安があっても、前方一致や後方一致などから当てはまる単語を検索してくれ
るので便利です。

『第5のツボ 「ツールバー」を入れてらくらく検索』

検索ツールバーは検索サイトが提供するソフトです。これをインストールする
ブラウザに組み込まれ、わざわざ検索サイトに行かなくて検索ができます。
Webページ検索以外の機能が組み込まれているソフトもあります。Webページに
アクセスしたときに広告などが別画面で勝手に表示される「ポップアップ画面」
をブロックして、表示させないようにしてくれる機能です。

MSNではMSNサーチという検索サービスをベータ版で提供中ですが、パソコンの
ハードディスク内を検索する機能をツールバーに組み込む予定だそうです。

インターネットは検索サービスがあるので新しい発見があります。検索サービ
スを使いこなしてインターネットライフを楽しみたいですね。

by 月波朔夜

※朔夜さん、ありがとうございます。こないだYahoo! JAPANのサーファーの方のセミナーでは、検索のコツとして「目的のページに書かれている内容を推測して検索キーワードを考える」ことをおっしゃっていました。
この日経パソコンの特集も検索を効率よくするためにすごく参考になりそうですね。(Gene)

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