明日のために(CCIE) CCIEラボ試験受験時の心構え

CCIEラボ試験を合格を目指している方に、ぼくが考えるラボ試験のときの心構えをお話します。

  1. 最初に全体の問題を読む
  2. IGPを始める前に、各ルータのルーティングテーブルを予想しておく
  3. 問題の解釈が不明確な点はプロクターに確認する
  4. ドキュメントで検索したページはあとで見直しできるようにブックマーク
  5. 各ルータで作成したアクセスリスト、ルートマップなどはメモに控えておく
  6. 設定があっているはずなのに、動作しないときはとりあえずリロード
  7. 午前中にはIGP、午後3時ぐらいには一通り終わるぐらいの時間配分で
  8. 昼休みに入るとき、設定が一通り終了したときはリロードしておく

ぼくは、新しい試験の中身は知りませんが、この心構えは共通しているでしょう。

まず1点目の「最初に全体の問題を読む」はラボ試験で問われる全体像を把握することを考えます。時間が厳しい、厳しいといわれているので、すぐにはじめたくなりますが、そこをぐっとこらえます。もちろん、細かく全部問題を読むことは無理ですが、問題のタイトルをざっと眺めていくことで、全体像を頭の中に入れておきます。

2点目の「IGPを始める前に、各ルータのルーティングテーブルを予想しておく」も全体像を把握することです。ラボ試験ではルーティングができないとお話になりませんので、ルーティングを完璧に設定する必要があります。だいたいラボで現れてくるルートの数は20~30個ぐらい。それらのルートが各ルータでどんな風に見えるようになればいいかをあらかじめ想定しておきます。できれば、メモに各ルータのルーティングテーブルを書いておくといいでしょう。こうしておくと、もし、トラブルがあったときやうまくいかないとき、どこのルータがおかしいのかがわかりやすくなります。

3点目の「問題の解釈が不明確な点はプロクターに確認する」は基本中の基本ですね。ただ、プロクターが変わって英語でしか質問できなくなってしまったそうなので、簡単な英語力も身につけてください。

「ドキュメントで検索したページはあとで見直しできるようにブックマーク」は、見直しのときの時間短縮に便利です。

「各ルータで作成したアクセスリスト、ルートマップなどはメモに控えておく」は時間との戦いになるCCIEラボ試験では必ずやっておいたほうがいいでしょう。いろんなルータでたくさんのアクセスリストやらルートマップなどを作ります。どこでどんな番号、名前で作っているかがわかっていないと、前の設定を上書きしてしまったり、適用するときに間違えたりします。そういう細かなミスで時間を浪費したりするのはもったいないので、メモにきちんと控えておきましょう。

「設定があっているはずなのに、動作しないときはとりあえずリロード」はCisco仕様(笑)。リロードしたらうまくいくということがたまにあります。

「午前中にはIGP、午後3時ぐらいには一通り終わるぐらいの時間配分で」ということを意識して、普段の勉強をしましょう。終了時間ギリギリまで設定を変更しているようでは、たぶん合格できません。

「昼休みに入るとき、設定が一通り終了したときはリロードしておく」のは、確認するときに必要になります。問題の条件によっては、普通に設定しただけでは、リロードしたらうまく動かなくなるようないやらしい問題があるので。

こういうことを気をつけて、CCIEラボ試験に臨んでいただければ、合格に近くなる!?

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