CCIE Routing & Switching Trouble Shooting 攻略 Part2 問題 (v4向け)
目次
注意事項
※順番にトラブルを解決してください。前の条件のトラブルは後ろの条件のトラブルに影響しているものが多いです。
※特に指示がない限り、スタティックルートやルートマップを使ったポリシーベースルーティングの設定を行ってはいけません。
※SW1~SW4はルータにイーサネットスイッチモジュールを搭載して利用しているので、Catalystとはコマンド構文やサポートしている機能が若干異なります。
※コンソールアクセスで認証が求められる場合は、ユーザ名「cisco」パスワード「cisco」を利用してください。
ネットワーク構成
【物理構成 イーサネット】
【物理構成 シリアル】
【論理構成】
【IGP構成】
【BGP構成】
【IPv6構成】
【IPマルチキャスト構成】
Trouble Ticket
- R3-BB3間でEIGRPネイバーを確立することができません。R3-BB3間でEIGRPネ
イバーを確立できるようにしてください。 - R1-R5のPPPリンクでAuto QoSの設定を行っています。Auto QoSがうまく動作
していません。Auto QoSが正常に動作するようにしてください。ただし、R5で
明示的にBWを設定してはいけません。 - EIGRP AS15ドメインでのルーティングが正しく行われていません。EIGRP AS15ドメインのルーティングができるようにしてください。なお、R5ではAAAのPPP
認証やマルチリンクPPPの設定を削除しないでください。また、不必要なフィルタがかかっている場合は削除しても構いません。 - RIPドメインのルーティングが正しく行われていません。RIPドメインのルー
ティングができるようにしてください。なお、SW4はRIPアップデートをマルチ
キャスト/ブロードキャストでR4へ送信してはいけません。 - OSPFドメインのルーティングが正しく行われていません。OSPFドメインのル
ーティングができるようにしてください。なお、フレームリレー上ではDR/BDR
を選出できるようにしてください。 - R4からSW2への通信がR2経由で行われています。R4からSW2への通信はSW4を経由するようにしてください。設定の修正はSW4で1つのコマンドだけで行って
ください。 - R4からR5のS2/1への通信がR2経由で行われています。R4からR5のS2/1への通
信はSW4を経由するようにしてください。ただし、設定の修正はR1で1つのイン
タフェースコンフィグレーションモードのコマンドだけで行ってください。 - BB3のルーティングテーブルに15.15.X.Xのルートがたくさん登録されていま
す。BB3のルーティングテーブルには集約された15.15.0.0/16が登録されるよ
うにしてください。 - BGPネイバーを正しく確立できていません。すべてのBGPネイバーを正しく確
立できるようにしてください。なお、BGPネイバーはすべてLoopbackインタフェ
ースのIPアドレスで確立します。 - BB1からBGPで送信されたルートがAS15内に伝わっていません。BB1からBGP
で送信されたルートがAS15内に伝わっていくようにしてください。 - EIGRP AS15ドメインのルートの一部がBGPでAS254へ送信されています。
EIGRP AS15ドメインのルートはBGPでAS254へ送信されないようにしてください。 - BB2のルーティングテーブルに15.15.0.0/16の集約ルートのみ登録されてい
ます。BB2のルーティングテーブルには、集約ルートとSW3を除く各機器のLoopback0
のルートが登録されるようにしてください。 - R2からR5のIPv6通信ができません。R2からR5でIPv6通信ができるようにし
てください。なお、新しくIPv6のインタフェースを追加してはいけません。ま
た、フレームリレーのOSPFネットワークタイプの設定を変更してはいけません。
フレームリレーマップの設定も変更してはいけません。 - R1 Lo0が239.1.1.1のレシーバです。SW4から239.1.1.1あてのマルチキャス
トパケットが正しくルーティングされていません。マルチキャストルーティン
グできるようにしてください。PIM-SMのみを利用します。PIM Sparse-Dense Mode
やPIM-DMを利用してはいけません。 - R4にSSH接続できません。R4にSSHで接続できるようにしてください。SSH接
続の認証はユーザ名「cisco」パスワード「cisco」を利用してください。 - R2、R3でR4とNTPの時刻同期が取れません。R2、R3でR4とのNTP時刻同期で
きるようにしてください。なお、R2では明示的にR4をNTPサーバとして設定し
てはいけません。 - SW2でIP SLAの設定を行っています。SLAの結果が失敗します。SW2のIP SLA
の結果が成功するようにしてください。 - R3でコンソールのログメッセージが表示されません。また、Syslogメッセ
ージの送信元IPアドレスがLoopback0になっていません。R3でコンソールログ
メッセージを表示し、Syslogメッセージの送信元IPアドレスをLoopbak0にして
ください。 - R3でインタフェースのUp/DownでSNMP Trapを送信できていません。また、
SNMP Trapの送信元IPアドレスがLoopback0になっていません。R3では、SNMP Trap
の送信元IPアドレスをLoopback0にし、インタフェースのUp/DownでSNMP Trap
を送信できるようにしてください。 - 15.15.X.XのネットワークからBB1の200.15.21.100へ通信できません。
15.15.X.XのネットワークからBB1の200.15.21.100へ通信できるようにしてください。
※TroubleTicket 設定ファイル(//www.n-study.com/CCIE_TS_Part2_tt.zip)