ブリッジ復習問題

ブリッジ復習問題

■以下のブリッジについての説明の文章中の空欄を下のKey Wordsから選択して埋めてください。なお、Key Wordsは複数回使われるものもありますし、1度も使われないものもあります。

ブリッジはOSI第2層の(「データリンク」)層で動作するネットワーク機器です。(「データリンク」)層で動作するとは具体的には、データリンク層レベルのヘッダを解釈することができるということになります。たとえば、イーサネットならイーサネットヘッダを解釈することができます。

データリンク層レベルのヘッダを解釈することによってブリッジは、(「コリジョン」)ドメインを分割することができます。(「コリジョン」)ドメインとは、衝突が起こる範囲をさしています。ブリッジは(「送信元」)MACアドレスを参照して、どのポートにどのMACアドレスがつながっているのかを学習します。MACアドレステーブルにこういった情報を登録します。ブリッジは(「送信先」)MACアドレスとMACアドレステーブルを参照して、どのポートにフレームを転送すればいいかを判断します。(「同じ」)ポートの先につながっているコンピュータ同士の通信は、他のポートに転送する必要は(「ありません」)。つまり、ポートごとに(「コリジョン」)が起こる範囲、すなわち(「コリジョン」)ドメインを分割することになります。
しかし、(「ブロードキャスト」)、マルチキャスト、あて先がわからないフレームについては他のポートにそのまま転送します。このことを(「フラッディング」)と呼んでいます。ブロードキャストをフラッディングしてしまうので、ブリッジでは(「ブロードキャストドメイン」)を分割することはできません。

ブロードキャストのフラッディングがブリッジによって大規模なネットワークを構成した場合の問題となってきます。ブリッジであて先まで複数の経路があるネットワークすなわち、(「冗長リンク」)を構成した場合、ブロードキャストのデータがネットワーク上をループしてしまう(「ブロードキャストストーム」)が発生する可能性があります。このような問題を回避するための仕組みとして、(「スパニングツリー」)があります。
スパニングツリーは、物理的なループ構成になっているリンクを(「ブロック」)することによって、論理的にループをなくす方法です。このとき(「ルート」)ブリッジを中心としたツリー上のトポロジを形成します。

また、(「MAC」)アドレスベースのセキュリティを実現することもできます。具体的には、ポートに接続することができるMACアドレスを制限することによってネットワークへの不正なアクセスを防ぐことが可能です。ただし、セキュリティを実現するには、(「ルータ」)を利用して(「IP」)アドレスベースで設定するほうがきめこまかい制御を行うことができます。

ブリッジの種類として、同じLAN規格のネットワークを接続する(「トランスペアレント」)ブリッジ、(「異なる」)LAN規格のネットワークを接続する(「トランスレーション」)ブリッジという種類が存在します。(「トランスレーション」)ブリッジではヘッダの変換が行われています。

Key Words

「ブロードキャスト」 「同じ」 「トランスペアレント」 「異なる」「冗長リンク」 「ありません」「あります」「物理」「アプリケーション」「ルート」「セカンダリ」「ルータ」「IP」「IPX」「データリンク」「フラッディング」「スイッチ」「ハブ」「MAC」「ネットワーク」「ブロック」「ブロードキャストストーム」「ユニキャスト」「送信先」「コリジョン」「キャリアセンス」「スパニングツリー」「フォワード」「送信元」「トランスポート」「プルーニング」「ブロードキャストドメイン」「トランスレーション」

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