ハブ
| どんなときに? まずハブが使われる場面ですが、10BASE-T、100BASE-TXなどのスター型トポロジネットワークで、各コンピュータを接続するための機器です。ハブにはたくさんのポートがあり、そこにコンピュータを接続していっています。 もともとハブという言葉の語源ですが、自転車の車輪のスポークが集まる部分ありますよね?そこを英語でhubといっているわけです。スポークが集まるところというのがもともとの意味です。ハブという言葉は、そこから転じて何かが集まるところという意味になります。「ハブ空港」なんていう言葉もありますね。 |
| ハブの機能 ハブは機能的にはリピータと同じです。つまり届いた電気信号を元の形に増幅して他のポートに流し出すということを行っています。 ということで、リピータと同じくOSI第1層の物理層で動作するネットワーク機器です。リピータは通常2つのポートしか持っていませんが、ハブはたくさんのポートを持っています。大規模なものでは何百ポートものハブもあります。ハブはマルチポートのリピータと考えてくださいその様子を下の図に示します。 ![]() 一番左側のコンピュータがなにかのデータを送信しているケースを考えています。 ビット列を電気信号に変換してケーブルに流し出します。ケーブルを伝わると電気信号がゆがんでいきます。ハブでそのゆがんでしまった電気信号を元の形に復元して、それを他のすべてのポートに送信します。この他のすべてのポートということに注意してください。 たとえ、ユニキャストの通信であってもハブを介してすべてのコンピュータにデータが届くことになります。 |
| 様々なハブ 以上がハブの基本的な機能です。 でも、最近ではさらに機能を持っているハブがあります。その例として次のようなものがあります。
以下にこれらについて、簡単に紹介します。 インテリジェントハブは、インテリジェントつまり賢いハブという意味になりますね。何が賢いんでしょう? インテリジェントハブはネットワーク管理機能をもっています。ここが普通のハブに比べて賢い点です。このネットワーク管理機能は、SNMP(Simple Network Management Protocol)というプロトコルによって実現されています。このSNMPはRFCに記述されていて、インターネット標準のネットワーク管理機能であるため、ハブだけでなく、ブリッジ、スイッチ、ルータでもサポートされていることが多いです。また、異なるベンダのインテリジェントハブでもSNMPを通じて管理を行うことができます。 デュアルスピードハブは名前から、2つの通信速度に対応したハブです。10BASE-T、100BASE-TXどっちでも使えますよ〜ということですね。 では、どのように2つの通信速度に対応しているのか? このことはまだいまの段階では保留します。「ブリッジ」について知らないとわからないので・・・ 続いてスイッチングハブです。ハブは関係のないポートにもすべてデータを流すので効率が悪いです。スイッチングハブを使うと、あて先のコンピュータがつながっているポートにだけデータを送信します。 どうやってそれを行うのか? こちらも「ブリッジ」のことについて知らないといけませんので、また後ほど。 |
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