TCP/IPの階層構造

OSI参照モデルとの比較

TCP/IPの階層構造は以下のように4階層になります。

真ん中の列に主なプロトコル名を書いています。
ただし、書籍によってはTCP/IPにおけるトランスポート層とアプリケーション層の区切りの場所は、OSIのセッション層の位置ではない場合があります。きっちりとはわけられないんですね・・・だいたいこんな感じ
でわかれていると思ってください。

TCP/IPプロトコルスタックというと、インターネット層より上にあたります。一番下のネットワークインターフェース層には依存しません。このネットワークインターフェース層は、LAN や WAN のネットワークの規格にあたる層なんですが、TCP/IPはLANでもWANでも利用できるようになっているので、この部分ではとくにプロトコル規定されていません。
この層の主なプロトコル(ネットワークの規格)は、イーサネットやトークンリング、FDDIといったLANの規格、そしてISDN、PPP、フレームリレーといったWANの規格です。こういった様々なネットワークにおいて、TCP/IPを利用して通信を行うことができます。

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