概要

VPNサービスは、インターネットを介してユーザにリモートアクセスVPNを提供するサービスです。VPNサービスによって、外出先のWi-Fiアクセスポイントを安全に利用したり、他国向けのコンテンツを楽しめたりなどのメリットがあります。VPNサービスの特徴について解説します。

VPNサービスとは

VPNサービスとは、一般的にインターネットを介してユーザにリモートアクセスVPNを提供するサービスです。VPNサービスを利用することで、ユーザは仮想的にVPNサービスプロバイダのネットワークに所属します。そして、VPNサービスプロバイダからインターネットへアクセスしているようにみえます。

図 VPNサービスの概要
図 VPNサービスの概要

VPNサービスを利用する主なメリットは以下のようなことが挙げられます。

  • Wi-Fi経由のインターネットアクセスを安全に利用できる
  • 他国向けのサービスを利用できる
  • VPNサービスプロバイダ側でセキュリティを確保できる

Wi-Fi経由のインターネットアクセスを安全に利用できる

外出先のカフェやコンビニなどからWi-Fi経由でインターネットへ手軽にアクセスできるようになっています。きちんとした企業が提供しているWi-Fiアクセスポイントを利用しているなら、それほどセキュリティを心配することはありません。ただ、怪しいWi-Fiアクセスポイントも数多くあります。そして、そうした怪しいWi-Fiアクセスポイントは、怪しくなさそうに偽装しています。

VPNサービスを利用すると、VPNサービス事業者までの通信は暗号化されます。万が一、怪しいWi-Fiアクセスポイントに接続したとしても、データが盗聴されたり改ざんされてしまうリスクがありません。

図 外出先からのWi-Fi経由のインターネットアクセスを安全に
図 外出先からのWi-Fi経由のインターネットアクセスを安全に

他国向けのサービスを利用できる

Netflixなどグローバルで提供しているサービスでは、サービスのアクセス元によって利用できるコンテンツが違うことがあります。VPNサービスによって、本来のアクセス元とは違うアクセス元にできます。たとえば、日本からアクセスしていてもアメリカからアクセスしているように見せられます。そうすると、本来、日本からアクセスできないNetflixのアメリカ向けのコンテンツを楽しむことができるようになります。

図 日本からアメリカ向けのコンテンツを楽しめる
図 日本からアメリカ向けのコンテンツを楽しめる

VPNサービスプロバイダ側でセキュリティを確保できる

VPNサービスを利用していると、インターネットへのアクセスはVPNサービスプロバイダ経由で行っていることになります。前述のように、VPNサービスプロバイダまでの通信は暗号化されいるので、アクセス先には本来のIPアドレスがわからないようになります。IPアドレスでユーザがトラッキングされないようにできます。世界の中には、通信の検閲を行っている国もあります。VPNサービスを利用すれば、検閲を回避できます。

また、VPNサービスプロバイダでCookieや広告をブロックしたり、マルウェアをブロックするといったWebフィルタリングによってインターネットアクセスのセキュリティを確保できます。

まとめ

  • VPNサービスとは、ユーザにインターネットを介してリモートアクセスVPNを提供するサービスです。
  • VPNサービスを利用する主なメリットは以下の通りです。
    • Wi-Fi経由のインターネットアクセスを安全に利用できる
    • 他国向けのサービスを利用できる
    • VPNサービスプロバイダ側でセキュリティを確保できる