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April 12, 2005
China, India
最近色々と話題の中国に関連したニュースがありました。
中国の温家宝首相がインドを訪問し、「歴史的な諍いは横において、テクノロジーの分野でパートナーシップを結び、ともに来るべきアジアの世紀にリーダーとなるために協力しようではないか」といった趣旨の呼びかけをしたとのこと。
中国はインドの最大の敵国といえるパキスタンへの軍事機器最大輸出国です。それが「ともにアジアのリーダー」とは、日本に対する外交姿勢とは対照的ですね。
まぁ首相の発言はともかく、インドや中国のエンジニアの存在は先進国のITエンジニアにとって、脅威であると言われ久しいですが、本当のところどうなんでしょう。大前研一さんもBPO(Business Process Outsourcing)を提唱して、中国に日本語対応のコールセンター作ったり、色々動きはあるようなんですが。
実際のところは、周辺でそんなにアウトソースによって日本人エンジニアの仕事が奪われている!という悲鳴の声などあがっているのでしょうか?
多分一部のプログラマーを別にすれば、まだそんなに浸透していないのではないかなぁ、というのが実感。単なる感覚で数字的な根拠はありませんが。
何でかなぁ、
ということをこれまた感覚で考えると、
良いことがどうかは別にして、やはり日本語という外国人にとって習得が超難しい言語が非関税障壁となってくれているというのが一番大きいんでしょうね。
この言語障壁が低いアメリカなどでは随分前からこれは大問題になってきているようで、メディアにもしょっちゅう取り上げられるのをみかけますし、私の知り合いのインド人は「英語が通じるアメリカの方が楽に仕事ができる、日本語なんてやってらんねー(注:AG訳)」と言って渡米してしまいました。
そうは言っても、中国人とか韓国人なら日本語べらべらの人多いじゃーん、と思う方もいると思いますが、意外にビジネスレベルで日本語を喋る方はやはり少ないと聞きます(某人材派遣会社、中国人材開発担当者の話)。
ネットワークエンジニアとしては、インテグレーションなどの分野に関わっていれば、必要とされる日本語力やビジネス慣習への理解度が極めて高いので、アウトソースの対象になりずらい。
単純なネットワークの監視運用などの仕事は早晩海外にまるごと持っていかれる可能性はありそう、
と思ったりするのだけど、
日本人ユーザのコールセンターサービスに対する期待度のレベルの高さや、逆に外国人スタッフで構成されるコールセンターをきっちりマネージできる人材のことを考えると、これまたそれほどすぐに取って代われることはないんじゃないかなぁ、というのが今の僕の見解。
まだ全部感覚的な印象。でも興味あるトピックなのでいつか数字含めて調べてみたい。すでに調べたりしてる稀有な人いたら教えてくださいねー。
author aglogin : April 12, 2005 09:55 PM