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August 19, 2005
China's telecom equipment vendors
Light Reading TVで中国の通信機器メイカーの特集がありました。2回にわけた短いドキュメンタリーですが、なかなか現状の把握をする上で面白かった。
まず中国のメジャープレイヤーは3社:Huawei, UTStarcom, ZTE
これら企業の第一の優位性は何と言ってもlow labor cost(安い労働力)。欧米の主要なメーカーと中国メーカーの間では売り上げに対する比率で20%ほどの差がある。
この安い労働力が中国メーカーを大きく世界市場で躍進させる、第一の駆動力になったことは間違いない。
しかし、これは1・2年前までの話で、今日では多くの欧米の業界関係者やアナリスト達はもはや中国は単なる価格の安い製造業者から脱皮し、高品質なサービスを提供する企業(High Quality service provider)になりつつあると見ている。これはすでに米国や欧州のhome turf(ホームグラウンド)でもこれらのメーカー製品が浸透し始めていることで証明されている。
それに、中国メーカーは企業としての国際化が進むにつれ(欧米での採用のコストの割合も上昇し)、安い労働力によって製品の価格を低く維持し続けることは難しいといわれている。
あらたな変身をはかるなら今がそろそろ最後のチャンスということろなのでしょうか。
最近HeaweiはKPNやBTなどの巨大案件を受注しているから、滅茶苦茶勢いに乗っている。しかも製品納入後にも積極的なCustomise Solutionを提供するなどして顧客サポート面での充実もはかっている。これには「尊大」「売りっぱなしでサポートが悪い」といったイメージの先行する既存勢力(Incumbent player)には大きな脅威になりうる。
シスコのMike Volpi氏は「彼らは本質的には我々に価格面で勝負をかけてきている。」と語る。
しかしHuaweiのCEOは
「一番重要なのは価格ではない」
The price is not the most important thing.
と言う。
安い労働賃金(Low labor cost)をドライバーに一気に通信機器ベンダーの主要勢力の一員に成り上がった中国メーカーにとって、その労働力コストの優位が効いているうちに、次のコアコンピタンスを築くことができるかどうかが、本当に既存プレイヤーを脅かす存在になれるかどうかの試金石になりそうである。
テレコム機器市場もなかなか目が離せない。
author aglogin : August 19, 2005 12:07 PM
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Huawei(華為)やZTE(中興)と中国市場で闘ってきましたが、彼らはやっぱりすごいですよ。特にHuaweiは。
確かに最初は品質はものすごく悪いです。価格勝負ででてきます。なによりすごいのは、彼らは決してノーとは言わないです。顧客要求に対して、全てYESなんですよね。
で、案件とったら全力で作ってしまえる強さが彼らにはあります。こういうとこは、リスクだなんだといってなかなか開発できない日本企業にはない強さだと思ってます。
給料も高いみたいですが、社内での競争も激しいようで、例えばある開発などあると、複数のチームで競争して開発して、いいものを作ったチームだけが生き残るというようなことをやっているようです。
author kazu : August 20, 2005 04:48 PM
Kazu-san
コメント有難うございます。そうなんですか。やはり中国の方は凄いのですね。私は直接一緒に仕事をしたりしたこともないので実感はわきませんが、メディアからの情報を眺めるだけでも、その勢いは伝わってきます。日本語が堪能なエンジニアも増えていると聞きますから、そのうちネットワーク監視業務(NOCとか)なんかは地方から今度は中国の天津あたりに移転しかねないですね。
勢いにのる彼らのパワーに負けないよう、私もますます気合をいれねば。
author AG : August 23, 2005 11:52 PM