特集2 ネットワーク設計はじめて物語 P72〜P87
この手の雑誌でネットワーク設計を取り扱うのは、はじめてみました。最近の「日経NETWORK」は、今回のネットワーク設計だけではなくて、QoS(Quality of Service)など新しいトピックについての記事があるので、読んでいると「へぇ〜」と思わずボタンを押したくなるようなのが多いですね。 今回の記事では、2フロアの60人規模というそこそこのネットワークを例にとって、ネットワーク設計の基本を抑えている内容です。 ネットワーク設計の基本的な流れの ・要求定義 ・基本の論理構成の決定 ・機器の配置や配線などの物理構成の決定 というところがきちんと解説されています。 ネットワーク設計というと「難しい」というイメージがあるかもしれませんが、対話形式で書かれているため初心者の方でもさくさくと読めるでしょう。ま、対話形式で書かれているとさくさくと読めていいのですが、なんとなくわかったつもりで終わってしまうことになりかねないかなぁとも思いました。単にわかったつもりになるのではなくて、その裏にある技術的なところまでしっかりと理解できるようにするともっといいでしょう。 たとえば、今回の記事のネットワークで言えば、 ・IPアドレッシングの基本 ・ルータやレイヤ2スイッチ、レイヤ3スイッチ、ファイアウォールなどのネッ トワーク機器の機能 ・物理構成図と論理構成図の役割 などについて、もうちょっと深く考えてみると、ネットワークの全体像が見えてきて、非常にすっきりとした見通しが持てるようになると思います。技術的なとろころは、ぜひ「ネットワークのおべんきょしませんか?」のWebサイトを見てみてくださいね。 「ネットワークのおべんきょしませんか?」の中で、今回の日経NETWORKの記事に関連して、参考になると思われるのは、次のリンクがあります。 この辺のリンクを読んでいただいてから、今回の記事を読むと、より全体像が見えてくると思います。 ただ、ネットワーク設計というと今回の記事だけで終わってしまうような簡単なものではないです。さらに、QoSをかけたり、もっとセキュリティについて考慮したり、さらにはマルチキャストや冗長性が必要となることもあります。これらは、シスコ的にいうと(CCDA受ける人は知っておいてくださいね)インテリジェントネットワークサービスといいます。 現在のネットワークに求められるのは、単にデータを転送するだけでなく、インテリジェントネットワークサービスを実装して、ネットワーク上でさまざまなアプリケーションを動作させるような付加価値の高いネットワークにすることです。 でも、インテリジェントサービスやネットワーク上のアプリケーションは、すべてベースとなるネットワークがあってはじめて意味を持ちます。その意味でも、ベースのネットワークを設計することについての記事はとても興味がわく面白い記事になっています。 これからも日経NETWORKでは、こういった新しいトピックの記事に期待したいですね。 日経NETWORKの詳細、購読申し込みはこちら↓ |
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