サブネッティングのムダ

(所属カテゴリー:TCP/IP---投稿日時:2000年12月31日)

IPアドレスのムダ

鋭い人はもう気づいているかもしれませんが、サブネッティングを行うことによってIPアドレスが無駄になってしまいます。
たとえば、クラスCのネットワーク番号でホスト部から3ビット借りてサブネッティングを行うとき、

ネットワークの数:2の3乗-2=6
ホストの数:2の5乗-2=30

となります。つまり有効なIPアドレスが6×30=180個になります。サブネッティングを行わなければ、

ホストの数:2の8乗-2=254

で、IPアドレスとして254個使えます。サブネッティングをすると使えるIPアドレスが減ってしまうわけですね。以下、いくつかの例を見てみましょう。

・ 2ビットマスク
ネットワークの数:2の2乗-2=2
ホストの数:2の6乗-2=62
有効なIPアドレス:2×62=124

・ 3ビットマスク
ネットワークの数:2の3乗-2=6
ホストの数:2の5乗-2=30
有効なIPアドレス:6×30=180

・ 4ビットマスク
ネットワークの数:2の4乗-2=14
ホストの数:2の4乗-2=14
有効なIPアドレス:14×14=196

などなど・・・
とくに最悪なのが2ビットマスクですね。有効なIPアドレスが半分以下になってしまいます。サブネッティングを行うときは、2ビットマスクは使わない方がいいです。

サブネッティングの手順

サブネッティングについてだいたい理解できましたか?最後に、サブネッティングを行う手順について。

1. 必要なネットワークの数、そのネットワークに接続する最大のコンピュータの数を見積もります。そのときは将来のネットワークの拡張、コンピュータの増加を予測して見積もる必要があります。

2. 1の条件に合うサブネットマスクを計算します。サブネット部にnビット使うと
2のn乗-2
のネットワークに分けることができます。

3. 2で求めたサブネットマスクをルータなどのネットワーク機器、ネットワークに接続する各コンピュータに設定する。


以上のような手順でネットワークのサブネッティングを行うことができます。
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