概要

NordVPNは、世界中で幅広く利用されているVPNサービスです。NordVPNのVPNサービスを利用すると、インターネットアクセスを安全に行うことができます。何が危険で、どんなふうにインターネットアクセスを安全にできるようになるかについて、わかりやすく解説します。

また、セキュリティを高めるためだけでなく、VPNサービスによって日本から海外向けのコンテンツへアクセスできるといったメリットもあります。

NordVPNの詳細

NordVPNの詳細やオトクなキャンペーンは、以下のバナーリンク先をご覧ください。

NordVPNとは

NordVPNとは、世界中で利用されているVPN(Virtual Private Network)サービスです。NordVPNのようなVPNサービスを利用することで、一般のエンドユーザのPC/スマートフォンなどからのインターネットアクセスを保護できます。

もう少し具体的に、どのようにしてVPNでエンドユーザのインターネットアクセスを保護するかを見ていきましょう。まずは、「何が危険なのか?」を明確にします。外出先で安易にWi-Fiアクセスポイントにつなげると、とても危険です。

カフェ/ファストフード店などのWi-Fiは危険がいっぱい

「VPNってなんだか難しそう・・・私には関係ないか・・・」

そんな風に思っているそこのあなた!関係あります!

インターネット上には、悪意を持つユーザ(クラッカー)がたくさんいます。ただ、クラッカーはインターネットのコアの部分を狙うことはあまりないでしょう。インターネットのコアの部分は、世界中のISPのエンジニアがセキュリティ対策をしています。そんなところを狙っても労力に見合った成果を得るのは大変です。

クラッカーは、セキュリティの弱いところを狙います。それは、一般のエンドユーザがつながるエッジ部分です。

図 クラッカーはエッジ(エンドユーザ)を狙う
図 クラッカーはエッジ(エンドユーザ)を狙う

特にカフェ/ファストフード店などのWi-Fiアクセスポイントが狙いやすいです。一般のエンドユーザは、必ずしもセキュリティに強いわけではありません。外出先で気軽にWi-Fiアクセスポイントにつなげて、インターネットにアクセスしているエンドユーザも多いでしょう。

「もし、そのWi-Fiアクセスポイントが偽物だったら・・・?」

Wi-Fiアクセスポイントは簡単に立てられます。あなたのスマートフォンは簡単にWi-Fiアクセスポイントにできます。なので、カフェ/ファストフード店に、ニセのWi-Fiアクセスポイントを立てるなんて朝飯前。そんなニセWi-Fiアクセスポイントにつなげてしまったら、やりたい放題されるかもしれません。たとえば、あなたのデータが盗聴されたり、改ざんされたりするかもしれません。それだけでなく、あなたがAmazonにアクセスしているつもりが、ニセAmazonへ誘導されてしまうかもしれません。そして、そんなニセAmazonにユーザ名/パスワードやらクレジットカード番号やらを送ってしまったら・・・怖いですね。

ニセAmazonに誘導するには、Wi-Fiアクセスポイントを立てるだけでなく、他の準備も必要です。

図 ニセWi-Fiアクセスポイントに接続すると危険!
図 ニセWi-Fiアクセスポイントに接続すると危険!

私は、よっぽどきちんと確認しないかぎり、外出先のWi-Fiアクセスポイントを使わないようにしています。

こうしたニセWi-Fiアクセスポイントによるセキュリティ攻撃をEvil Twin(悪魔の双子)攻撃と呼びます。

VPNサービスで安心してWi-Fiアクセスポイントにつなげる

NordVPNのようなVPNサービスを利用すると、外出先で安心してWi-Fiアクセスポイントに接続してインターネットへアクセスできます。

万が一、クラッカーのニセWi-Fiアクセスポイントに接続したとしても、そのユーザのニセVPNサーバまで準備していることはまずないでしょう。正規のVPNサーバに接続してしまえば、あなたのPC/スマートフォンとVPNサーバとの間に仮想的なトンネルができます。仮想的なトンネルとは、あなたのPC/スマートフォンとVPNサーバの間に作られる誰にも邪魔されない専用のプライベートネットワークのことです。トンネルを作るために、具体的にはデータの暗号化および改ざんチェックして、VPNサーバへ転送するための専用の制御情報を付加(カプセル化)します。

つまり、あなたのPC/スマートフォンのデータは、必ず正規のVPNサーバに転送されて、盗聴や改ざんされることはありません。そして、クラッカーがあなたのPC/スマートフォンを勝手にニセAmazonに誘導するようなこともできなくなります。

図 VPNサービスで安全にインターネットアクセス
図 VPNサービスで安全にインターネットアクセス

ニセのWi-Fiアクセスポイントにつなげないようにすることが大事です。外出先では、十分気をつけましょう。安易にWi-Fiアクセスポイントにつなげてはいけません。でも、万が一、ニセWi-Fiアクセスポイントにつなげてしまっても、VPNサービスを利用することで安全にインターネットアクセスできます。

外出先で安心してインターネットへアクセスしたい方は、VPNサービスの利用を検討するとよいでしょう。

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日本にいながら海外のコンテンツも楽しめる

VPNサービスは、セキュリティを高める以外にも便利な用途があります。日本にいながら海外でしか提供されていないコンテンツを楽しめます。また、その逆に、海外にいながら日本でしか提供されていないコンテンツを楽しめます。

Netflixなどのグローバルで展開しているコンテンツプロバイダは、ユーザの地域ごとにアクセスできるコンテンツを制御しています。そのため、日本からアクセスするとアメリカ向けのコンテンツを楽しめません。逆に、海外にいると日本向けのコンテンツを楽しめません。

そこで、VPNサービスを利用します。VPNサーバに接続すると、コンテンツプロバイダからはVPNサーバがアクセス元に見えます。日本にいても、アメリカのVPNサーバに接続すると、Netflixのアメリカ向けコンテンツを楽しめるようになります。

図 日本にいながら海外のコンテンツを楽しむ
図 日本にいながら海外のコンテンツを楽しむ

海外から日本向けのコンテンツを楽しみたい場合も、同様です。日本のVPNサーバに接続すればOKです。

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NordVPNの特徴

NordVPNは、ここまで解説したようなインターネットへの安全なアクセスを実現するVPNサービスを提供しています。安全なインターネットアクセスに加えて、Nord VPNの主な特徴は以下のとおりです。

  • 多くのユーザが利用する信頼できるVPNサービス
  • 高速なVPNサービス
  • VPNサービス以外のセキュリティ機能もサポート

多くのユーザが利用する信頼できるVPNサービス

NordVPNのようなVPNサービスを提供するVPNサービスプロバイダはたくさん存在します。中には無料のVPNサービスも存在します。ただし、無料のVPNサービスを提供しているプロバイダを信頼できるかが問題です。

VPNサービスプロバイダは、ユーザがアクセスしたWebサイトがすべて筒抜けです。VPNサーバでログをとっておけば、いろんなユーザのWebアクセス履歴情報ができあがります。無料のVPNサービスプロバイダの中には、ユーザのWebアクセスの履歴をマーケティング情報として広告会社に販売していることもあります。つまり、無料のVPNサービスを利用すると、自身のプライバシーが侵害されるかもしれません。

NordVPNは「厳格なノーログポリシー」として、ユーザのプライバシーを尊重していることを謳っています。NordVPNでは、ユーザがどのようなWebサイトにアクセスしているかをログに残すようなことをしていません。当然、広告会社にマーケティング情報として販売することもありません。NordVPN自身が「ノーログ」と言っているだけだと信頼できないかもしれませんが、第三者機関によるノーログポリシーの監査を受けています。

NordVPNのノーログポリシーに関するデロイトの監査報告書 一部抜粋(スクリーンショット)

世界中の多くのユーザが利用していて、第三者機関の監査もパスしているNordVPNは信頼できるVPNサービスと言えるでしょう。

監査レポートの全文はNordVPNアカウントのダッシュボードから確認できます。

高速なVPNサービス

VPNを利用すると、データのカプセル化や暗号化/復号などの追加の処理が必要です。また、VPNサーバの配置によって、データの遅延が増大するかもしれません。NordVPNは、世界中に数多くの高速な処理ができるVPNサーバを配置しています。日本からだけでなく、海外からでも、高速なVPNサービスを利用できます。

私もNordVPNを利用してみましたが、VPN経由でも通常のインターネットアクセスとの違いがわからないぐらいです。

VPNサービス以外の機能もサポート

NordVPNのプランにもよりますが、VPNサービス以外の次のような機能も利用できます。

  • マルウェア保護(スタンダードプラン)
  • トラッカー&広告ブロッカー(スタンダードプラン)
  • パスワード管理(プラスプラン)
  • 情報漏洩スキャナー(プラスプラン)
  • 1Tバイトクラウドストレージ(コンプリートプラン)
  • ファイル暗号化(コンプリートプラン)

マルウェア保護やトラッカー&広告ブロッカーは、Nortonやウィルスバスターなどのウィルス対策ソフトの機能です。パスワード管理、情報漏洩スキャナーは、1Passwordなどのパスワード管理アプリの機能です。クラウドストレージ、ファイル暗号化は、Dropbox、OneDrive、GoogleDriveなどと同様のオンラインのストレージサービスです。

NortonやOneDriveなどのサービスを別々に契約して利用すると、そこそこコストがかさむことになりますNordVPNで、VPNサービスに加えてその他便利な機能をまとめてしまえば、よりコストパフォーマンスがよくなります。

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NordVPNの利用料金

NordVPNは有料のVPNサービスです。今やビジネスでもプライベートにも必要不可欠なインターネットアクセスの安全を確保するには、ある程度のコストをかけたほうがよいでしょう。

NordVPNサービスプラン

NordVPNのサービスには、以下の3つのプランがあります。

  • スタンダードプラン
  • プラスプラン
  • コンプリートプラン

プラスプランおよびコンプリートプランは、VPNサービス以外の追加の機能を利用できるプランです。NordVPNは、月額の利用料金を支払うサブスクリプション型のサービスです。契約期間として、日本では3つ提供しています。

  • 1ヶ月プラン
  • 1年プラン
  • 2年プラン

長期間の利用で、月額料金が割引です。2年プランだと50%以上の割引です。でも、いきなり長期間の契約をしてしまうのは心配ですね。NordVPNは、30日間の返金保証制度があります。

30日返金保証

NordVPNは、2023年7月現在、無料のお試し制度はありません。ですが、30日間の返金保証制度があります。以下の手順で、NordVPNのVPNサービスをお試しできます。

  1. NordVPNサービスの契約
  2. NordVPNのVPNサービスをお試し
  3. 期待通りでなければ30日以内に解約して返金申請

多少手間がかかりますが、実質的なコスト負担なしで30日間、NordVPNを試すことができます。外出先でも安心してインターネットへアクセスしたいという方は試してみてください。

できれば、無料のお試し制度が欲しいです。一度、サービス契約してあとから返金というのは、少し手間です。将来的には、無料のお試し制度を作って欲しいものです。お試しする場合は、2年プランのほうがいいでしょう。1ヶ月プランでお試しすると、30日経過すると割高な1ヶ月プランになってしまいます。

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まとめ

ポイント

  • 外出先のWi-Fiアクセスポイントに安易に接続することはとても危険です。クラッカーはニセのWi-Fiアクセスポイントでユーザを待ち受けています。
  • NordVPNのようなVPNサービスを利用することで、万が一、クラッカーのニセWi-Fiアクセスポイントに接続したとしても、安全にインターネットアクセスできます。
  • NordVPNの特徴は以下の通りです。
    • 多くのユーザが利用する信頼できるVPNサービス
    • 高速なVPNサービス
    • VPNサービス以外の機能もサポート
  • NordVPNには30日間の返金保証制度があるので、実質的なコスト負担なしでお試しできます。