数年前から、セキュリティソフトを装った、偽ウイルス対策ソフトがあります。
PCがウイルス感染しているので早急に対処をするように、という脅しをかけて偽のウイルス対策ソフトを売りつけて、マルウェアに感染させるという手法ですね。
この偽ウイルス対策ソフトの被害を防ぐための業界団体「Common Computing Security Standards Forum (CCSS Forum)」というのが発足したみたいです。
無料対策ソフトとして有名な「Avast! Antivirus」のALWILや、「Kaspersky Anti-Virus」のカスペルスキー、「ZoneAlarm」のCheckpoint社など現在は12社がが参加しているようですが、アンチウイルスで有名なトレンドマイクロやシマンテック、マカフィーなどは参加してないみたいですね。
サイトのObjectiveを見ても、いま一つ何をやるのかよくわからない団体なんですが、ここが発行している「Compatibility matrix」は、セキュリティソフトが同一マシンに入っていても問題ないかどうかのマトリックス図みたいですね。
これは、まだまだ内容が不十分ですが、テストを重ねていくと、良い資料になっていくのではないでしょうか。
実際の、偽ウイルス対策ソフトをどうやって調べたり、取り締まったりするのかは、サイトを読んでも今一つわからなかったんですが、今後の動きに注目しておこうと思います。