平成15年度テクニカルエンジニア(ネットワーク)午後Ⅰ 問3設問2解答と解説

目次

解答

(1)
【ア】 3600
【イ】 300
【ウ】 65
【エ】 2700
【オ】 45

(2)メールの件名や本文から必要な添付ファイルだけを取り出す(28字)

解説

(1)
単純な計算問題です。

【ア】
1日当たり60通のメール
添付ファイル付のメール 20%
添付ファイルの平均サイズ 300kバイトから
1日の添付ファイルのサイズは、60×0.2×300=3600kバイト

【イ】
メール本体の平均サイズ 5kバイトから
1日のメール本体のサイズは、60×5=300kバイト

【ウ】
メール本体+添付ファイル=3900kバイト
実行転送速度 1kバイト/秒から
メールを取り出すための時間は、 3900÷1÷60=65分

【エ】
添付ファイルのうち不要なもののサイズ 3600×0.75=2700kバイト
2700kバイトの添付ファイルを転送する時間 2700÷1÷60=45分

(2)
IMAPの特徴は、メールをサーバ側で管理していることにあります。IMAPに
よって、特定のコンピュータ環境に依存せずに、どこからでも同じメールを
参照することができます。また、モバイル環境は、通信速度が遅いことがほ
とんどです。そのようなときに、メールの件名や発信者などから必要なメール
のみをコンピュータに取り出すことも可能になります。
問題文では、IMAPによって外出先からの利用の問題点を解決したことを書いて
いるわけですから、必要なメールのみを取り出すという特徴にフォーカスして、
解答します。ちょうど問題文P12に

IMAPでは、受信メールの添付ファイルを取り出さないこともできる。

とあるので、このポイントを押さえた回答がよいでしょう。


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