日経NETWORK 2003.5 『LANに流れるデータをのぞいてみよう P70~P83』

パケットキャプチャソフトを使って、LANを流れていくデータを見るという、とても実践的な内容です。本とかでよく「上の階層からプロトコルのヘッダがついていくんだよ」という風に解説されています(ぼくもしていますが)。
でも、実際にはなかなかイメージがつきにくいという方多いと思います。そんな方にとってぴったりなのが、この特集です。流れているデータを見ることによって、ヘッダが付加されていく様子、データのやり取りのプロセスを具体的にイメージすることができるようになるでしょう。

パケットキャプチャソフトは数多くありますが、今回取り上げているのが無料で使うことができる「Ehtereal(イーサリアル)」です。

まず、Etherealのインストールと使い方の説明があります。ダウンロードするときに手順からドライバのインストール、ソフトのインストール、ソフトの簡単な使い方が画面イメージとともに載せられています。ダウンロードするサイトは英語ですが、これを見れば英語が苦手な方でも大丈夫でしょう。

ソフトのダウンロードは、以下のサイトから行います。

「Ethereal」
「WinPcap」

そして、キャプチャソフトの具体的な使用方法として、トラブルの原因を突き止める方法が紹介されています。トラブルとして、「受信メールが取得できない」ことがあげられていて、そのトラブルの原因として、次の3つのケースについて、どのように原因を突き止めるかがわかります。

1.サーバマシンがダウン
2.サーバーソフトのダウン
3.アクセスするユーザ名の間違い

この記事にあるように、パケットキャプチャソフトを使って、トラブルの原因を考えていくと、実際のネットワーク上の通信の仕組みがはっきりとわかるようになります。そういう点では、今回の特集はとても意味があるものだと思います。自宅でLANを組んでいる方は、この記事を参考にキャプチャソフトを使うと、とてもいい勉強にあると思います。

ちょっとネタのパクリになってしまいますが、これからのメルマガ&ホームページのネタとして、パケットキャプチャソフトを使った通信の解析をしようかな。

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