日経NETWORK 2010.07 「話題の端末iPadで学ぼう! 無線通信技術の基本」
目次
概要
iPadに実装されている無線通信技術を解説
対象
- iPadに興味がある方
- 3G/HSDPA/無線LAN/Bluetooth/GPSの仕組みに興味がある方
レビュー
アメリカで4月、日本では5月に発売されたタブレット型の携帯情報端末「iPad」。その売れ行きや機能などなどいろいろと話題を集めています。このiPadにはいくつもの無線通信技術が実装されています。今回の日経NETWORKの特集は、iPadに実装されている無線通信技術にフォーカスしていて、とても面白い切り口です。特集の最初のページに実物大iPadの分解写真が掲載されているのもとても面白い。小さな筐体の中にいろんなチップが並べられている様子がわかります。
iPad分解写真日経NETWORK 2010.07 P25より
iPadのモデルによって多少変わりますが、iPadに実装されている無線通信技術は以下の4つあります。
- 3G/HSDPA
- 無線LAN
- Bluetooth
- GPS
特集では、これらの無線通信技術の概要についてわかりやすくまとめられています。個々の無線通信技術の細かな仕組みまではわかりませんが、概要を把握するには十分な解説です。ぼく個人は、無線LANの仕組みはだいたい把握していますが、それ以外はあんまり詳しくありません。3G/HSPDAやBluetooth、GPSの概要はとても勉強になりました。
iPadに興味を持っている方は多いと思います。iPadの機能やiPadで使えるコンテンツを提供するためのインフラとして、この特集で解説しているような無線通信技術をうまく使っているということが分かります。iPadに興味がある方は、ぜひ特集記事を読んでみてください。ますます、興味をそそられるようになるでしょう。