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「みる」という行為は、「目」ではなく、実は・・・

(所属カテゴリー:脳科学ネタ---投稿日時:2008年7月 3日)

「みる」という行為はどこで行っているんでしょう?ちょっと考えてみてください。いかがですか?

 

 

「みる」という行為は「目」で行っていると考える方が多いんじゃないかと思います。でも、実は「みる」ことは「目」ではなく「脳」で行っていることが脳科学の研究でわかってきています。

目(眼球)に入ってきた光は網膜に映し出されます。目の機能は簡単に言えばこれだけですね。光を網膜に映し出す。でも、映し出された像がなんであるかを認識する機能は持っていなくて、それを行っているのが「脳」です。

網膜に映し出された視覚情報は、電気信号に変換されて視神経を伝わっていきます。このとき、面白いのが視野の右側は左脳の方へ、視野の左側は右脳の方へ送られているようです。左脳は右半身、右脳は左半身とよく言われていますが、視覚に関しては右目とか左目じゃなくて、視野の右側、左側で左脳、右脳が役割分担をしているそうです。

視覚情報の行き先はまず、脳の後頭葉(脳の後ろの方)にある「第一次視覚野」です。映し出された像の認識は、色・形、動きなどに分けてからあとで全体を統合するということを行っているそうです。色・形、動きなどを統合する処理は第二次、第三次、第四次視覚野、MT野などさらに高次の視覚野で行われています。

単純に「みる」といっても、そこには私たちの脳の中で非常に高度な情報処理が行われているわけですねぇ。

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