CCIE Routing & Switching Troubleshooting 攻略 Part2 TT07(v4向け)
※ ネットワーク構成は↓よりご覧ください。
CCIE Routing & Switching Trouble Shooting 攻略 Part2 問題 (v4向け)
目次
問題
7.R4からR5のS2/1への通信がR2経由で行われています。R4からR5のS2/1への通信はSW4を経由するようにしてください。ただし、設定の修正はR1で1つのインタフェースコンフィグレーションモードのコマンドだけで行ってください。
トラブルの解決
R1
---- interface serial2/1 no peer neighbor-route ----
トラブルの症状と原因、切り分け
【R1で15.15.15.246/32のホストルートを生成している】
PPPリンクでは、対向のIPアドレスに対するホストルートを自動的にルーティングテーブルに生成します。つまり、R1で対向のR5の15.15.15.246/32のホストルートをルーティングテーブルに生成しています。この15.15.15.246/32の
ホストルートがR2を経由して、RIPドメインのR4へアドバタイズされています。
R4のルーティングテーブルには、SW4をネクストホップとする15.15.15.244/30とR2をネクストホップとする15.15.15.246/32のルートが存在します。ロンゲストマッチにより、R4から15.15.15.246へルーティングするときは、15.15.15.246/32のルートを利用して、R2へ転送します。
R4から15.15.15.246へのルーティングをSW4経由にするためには、R1で15.15.15.246/32のホストルートを生成しないようにします。
R1
---- interface serial2/1 no peer neighbor-route ----
トラブルの仕込み
R1
---- interface serial2/1 peer neighbor-route ----