重要なサブネットマスクのパターン

以下のサブネットマスクのビットパターンと10進数、対応する位の数をしっかりと覚えておくことが、サブネットのネットワークアドレス計算の一番のポイントです。

subnet15

サブネットマスクのパターン

例1

10.1.160.0/20のサブネットに含まれる有効なホストのIPアドレスはどれですか。(3つ選択)

A) 10.1.168.0
B) 10.1.176.1
C) 10.1.174.255
D) 10.1.160.255
E) 10.1.160.0
F) 10.1.175.255

解答 A,C,D
解説
/20のサブネットマスクは、20=16+4なので3バイト目の上位4ビットが連続しています。そのため、ネットワークアドレスは3バイト目が16の倍数で変化します。

10.1.160.0/20の次のサブネットのネットワークアドレスは、10.1.176.0/20です。そして、10.1.176.0の1つ前のIPアドレスの10.1.175.255は10.1.160.0/20のブロードキャストアドレスです。つまり、10.1.160.0/20のサブネットにおいて、設定可能なIPアドレスの範囲は

10.1.160.1 ~ 10.1.175.254

です。
選択肢からこの範囲に含まれるIPアドレスは

A) 10.1.168.0
C) 10.1.174.255
D) 10.1.160.255

の3つです。

例2

192.168.1.42 255.255.255.248に対するサブネットのアドレスはどれですか。

A) 192.168.1.8/29
B) 192.168.1.32/27
C) 192.168.1.40/29
D) 192.168.1.16/28
E) 192.168.1.48/29

解答 C
解説
サブネットマスクは4バイト目が248です。そのため、サブネットのネットワークアドレスは4バイト目が8(=256-248)の倍数の単位で変化します。192.168.1.42の4バイト目「42」より小さい8の倍数である「40」がネットワークアドレスです。
以上より、192.168.1.42 25.255.255.248に対するサブネットのアドレスは、

C) 192.168.1.40/29

です。

例3

サブネットマスク255.255.255.224を利用しているサブネットのIPアドレスのうち、最後の有効なIPアドレスはどれですか。

A) 192.168.2.63
B) 192.168.2.62
C) 192.168.2.61
D) 192.168.2.60
E) 192.168.2.32

解答 B
解説
サブネットマスクは4バイト目が「224」なので、サブネットのネットワークアドレスは4バイト目が32(=256-224)の倍数で変化します。このことより、以下のことがわかります。

  • 4バイト目が32の倍数:ネットワークアドレス
  • 4バイト目が32の倍数-1:1つ前のサブネットのブロードキャストアドレス
  • 4バイト目が32の倍数-2:1つ前のサブネットの最も大きい(最後の有効な)IPアドレス

この問題の回答としては、4バイト目が32の倍数-2となっているものを探せばよいことになります。4バイト目が32の倍数-2となっているのは、

B) 192.168.2.62

です。