ベルギーGP、序盤ライコネンが好スタートとハミルトンのミスでトップ快走。さすがスパ3連勝のライコネン。危なげなくチェッカーフラッグ目指してひた走る。今日はこのままライコネン優勝、2位ハミルトン、3位マッサで終わるかなぁと思ったら、スパウェザーの魔の手が・・・
ライコネン、ほんとについていない。雨になってきてタイヤが冷えてしまうとフェラーリ不利。みるみるハミルトンに差を詰められて、2位になってしまった。あと数分雨が降るのが遅かったら、そのまんまいけただろうに。何回かのエンジンブローやハミルトンに撃墜されるなど、ライコネンはどうしてこんなについていないんでしょうね。ライコネン自身のミスやチームのミスもあったけど、やっぱりこの人は不運としかいいようがないです。
2位になってしまってちょっと焦ってしまったようで、バランスを崩して痛恨のクラッシュ。今年のチャンピオンシップは絶望的になってしまいました。ラスト1周で雨がはげしくなってきたものの、ハミルトンがトップでチェッカー、マッサもなんとか2位に滑り込みました。
レース終了間際にRace Controlが。ライコネンとハミルトンのバトル中に、ハミルトンがシケインをショートカットしたことについての審議。見ていて、きわどいことをしてくるなぁと思っていました。前に行かせてすぐにスリップに入って抜き返していましたからねぇ。
問題のシーン↓
もしかすると、ペナルティかもと思っていたら、25秒加算でハミルトンは3位に降格になりました。フェラーリにあまい裁定だといろいろと言われていますが、ハミルトンはもっと明確にポジションを譲っておくべきでしたね。あのペースだったら、簡単に抜けてそうだったし。
マクラーレンは当然抗議だけど、覆らんでしょう。マッサが繰り上げ優勝になって今期5勝目をあげてポイント差を2点まで詰めました。コンストラクターズのポイントもリードを広げています。ライコネンが素直にマッサのサポートに回ってくれれば、マッサのチャンピオンの可能性が高まります。ライコネンが素直にサポートしてくれるかどうかが心配なんですが。