マインドマップ(MindMap)はトニーブザンが考案したノート法です。中心にセントラルイメージというテーマになるイメージをかき、放射状に枝を伸ばします。その枝の上に関連するキーワードをどんどん並べていくという形です。
下記は、GeneがかいたIPマルチキャストについてのマインドマップです。
中心にマインドマップの基本的な利用方法である「複数のホストへデータを送信する」というイメージをかいて、そこから「マルチキャストアドレッシング」「IGMP」「PIM」といったキーワードから、さらにさまざまな関連するキーワードを派生させています。
もし、あなたがマインドマップをはじめてご覧になったなら、どんな印象を受けますか?
マインドマップの第一印象は、次のようなものがあります。
- カラフル
- 絵などがあって楽しそう
- キーワードの関連がわかりやすい
これまでノートといったら、左から右あるいは上から下という一方向のみで、単色でところどころにマーカーなどで線を引くというのがほとんどでしょう。それに対して、マインドマップはとてもカラフルで楽しそうな印象を持たれる方が多いようです。そして、関連するキーワードがどんどん並べられているので、キーワードが中央のセントラルイメージのテーマとの関係が一目でビジュアルにわかるのでしょう。
一方、
- かくのに時間がかかりそう
- かくのにセンスが必要そう
- 時系列などの流れがわかりにくい
- かいた人じゃないとわからない
といった印象を持つ方も多くいます。そうですね、絵を描いたり、色を塗ったりするには時間がかかりそうです。また絵を描くのが得意じゃないと絵を描くことの敷居が高くなってしまいますね。枝が放射状に好きな方向に伸びていくので、流れがわかりにくい印象を持つのもよくわかります。そして、さきほどぼくのマインドマップを載せましたが、かいた本人じゃないとわかりにくい面があるでしょう。
マインドマップってなんかおもしろそうだけど、ちょっとめんどくさかったりするのかなぁという方にマインドマップの楽しさやメリットなどをこのブログでお伝えしていきたいと考えています。
また、すでにマインドマップについてご存じの方には、さらなるマインドマップの活用のヒントを得ていただけるような情報を提供していきたいと思っています。