ニンテンドー 3DSに採用!メガネ不要の3D立体視の仕組み

(所属カテゴリー:ITニュース---投稿日時:2010年7月 7日)

2011年3月までの発売が予定されている任天堂の次世代携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」では、メガネ不要の裸眼3D立体視の採用が話題になっています。去年の「アバター」の大ヒット以来「3D立体視」が流行語となっていて、3D立体視対応のテレビも発売されています。

3D立体視にはメガネを着用するタイプとニンテンドー3DSで採用される裸眼のタイプがあります。メガネ不要の裸眼3D立体視の仕組みについてリクルートのキーマンズネットで解説記事が載っていました。

ジェームズ・キャメロン監督の3D映画「アバター」の大ヒットの影響を受けて、3D映像システムを完備した映画館や劇場が急増するようになり、新しい3D映画作品も次々と登場し始めている。また、家電メーカー各社からも3Dテレビの発売が相次いでおり、2010年は3Dテレビ元年と言われている。
 これらの3D映像システムの多くは、専用メガネの着用が必要なものがほとんどである。専用メガネをかけないでディスプレイやスクリーンを見ると、立体的に見えずに映像が2重にダブって見えるだけだ。専用メガネをかけることで、はじめて立体映像として見えるようになる。
 こうした中、専用メガネをかけることなく、裸眼のままディスプレイを見ても立体映像が見える技術の開発が長年続けられてきたが、ようやく最近になって、これらの裸眼での立体映像技術が向上し、コスト面でも実用レベルに近づいてきたことから、メガネ不要の3Dディスプレイや3Dテレビが市場に投入されるようになってきた。

メガネ式3D立体視も裸眼式3D立体視も左目と右目で異なる映像を見せることで、立体的に見えるようにしています。メガネ式はメガネのシャッターで左目と右目で異なる映像を見せています。一方、裸眼式はモニタ側のフィルタで左目と右目で異なる映像が見えるようにしています。モニタ側にメガネをかけているようなものです。

実際にニンテンドー3DSで採用される予定の裸眼3D方式でどの程度立体的に見えるかは、実機を見てみないとなんとも言えません。メガネ式は、いまでは家電量販店にいけば実際に確認できますね。メガネ式にしろ裸眼式にしろ、3D立体視はいわば脳をだまして立体的に見えるようにしているので、子供などの発達に悪影響を及ぼす可能性があるなんてことも言われていますが、実際にはどうなんでしょう???3D立体視の影響について、現状では継続的な調査も行われていないので、なんとも言えません。

3D対応のテレビやモニタの新製品がいっぱい出ていますが、個人的には3Dのために新しく買い換えるようなことはたぶんないです。いま使っている製品が寿命になって新しい製品を買ったら、3D対応のテレビやモニタになっていたっていう感じになるんじゃないかなと思います。

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