マインドマップは手書きがベストです。手書きでセントラルイメージを書いていると、そのイメージに集中できます。また、ブランチを丁寧に塗りつぶしているときはブランチに集中します。そのあと、ふっと全体を眺めるようにします。そうすると、一点に集中することと全体を見ることによって、これまで思いつかなかったような関連などに気がつくことがあります。
手書きがベストではあるのですが、手書きだと間違えてしまったときに修正が難しいです。また、ブランチの配置の調整も難しいですねぇ。誰かとマインドマップを共有したいと思ったときもちょっとハードルが高いです。
パソコンで書くマインドマップは、手書きのデメリットを克服できます。修正やブランチの配置の調整、マインドマップの共有がとても簡単に行うことができます。マインドマップを書くためのパソコンソフトは、数多くリリースされています。ただ、それらで書けるのは一世代前のマインドマップです。
マインドマップの開発者のトニーブザン公認の「iMindMap」は、パソコンで手書き感覚のマインドマップを手軽に書くためのソフトウェアです。
下記はiMindMapについて、GeneがiMindMapで書いたマインドマップです。
iMindMapはタブレット入力にも対応していて、手書き感覚でブランチのキーワード入力やセントラルイメージの作成もできます。
また、作成したマインドマップはPDF・画像・WORD・POWER POINT・WEBページなどに出力可能です。
iMindMapの一番のメリットは、手軽にグラフィカルな手書き感覚のマインドマップを書けることでしょう。これは、いままでのマインドマップソフトにはできなかったことです。生物的な曲線のブランチやカラフルなマインドマップは脳をたくさん刺激してくれます。そして、マインドマップの修正や共有が手軽に行うことができるのもいいですね。人に見せるマインドマップを書くのには最適です。ぼくは、あんまり字が上手じゃないので、人に見せるときには特にマインドマップソフトの方がいいです。POWER POINTに出力した場合は、ブランチが順番にスライドショーのアニメーション設定されているので、マインドマップを使ったプレゼンテーションにも優れています。
メリットばかりではなくて使ってみてデメリットも感じます。まず、セントラルイメージですが、デフォルトはあらかじめ用意された画像を選んでテキストを入力するという形です。自分でセントラルイメージを作成することもできます。マインドマップの一番の要であるセントラルイメージの印象が弱くなるのは手書きに比べて大きなデメリットです。ただ、他のマインドマップソフトもこの部分は同じです。
他のマインドマップソフトに比べてのデメリットは、操作性の悪さです。iMindMapを使うまで、ずっとMindManagerというソフトを使っていました。こちらは、もう何度もバージョンアップを繰り返していて操作性がすごくいいです。MindManagerに比べるとiMindMapの操作性はかゆいところに手が届かない感じです。この辺は、将来のバージョンアップに期待です。
手書きがベストなんですが、補助的にiMindMapを利用するとよりマインドマップをビジネスやプライベートに活用できるようになることでしょう。
iMindMapはAmazonなどのネット通販や家電量販店のPCソフトコーナーで購入することができます。値段は約1万5000円です。興味を持った方は、ぜひ使ってみてください。