純国産のF1チーム「スーパーアグリ」が資金難のため、シーズン途中でF1撤退が決まってしまいました。先日のスペインGPのCSでの中継で今宮さんが何度もラストランぽいことをコメントしていたので予想はしていましたが、寂しいですね。
約2年半の活動で、少ない人員や型落ちのクルマで4ポイントもゲットできたのはすごいです。
最初は、最後尾をグルグル回っているだけだったら参加しても意味がないと思っていたんですけど、挑戦する姿勢はとても感じるものがありました。
トーチュウ F1 EXPRESSのサイトで今宮さんがコラムを持っているのですが、今回のスーパーアグリ撤退についてのコラムはなんか熱いものを感じました。
会員制の記事なのでその内容の引用は控えますが、スーパーアグリの人員をホンダで吸収してバリチェロは琢磨に交代などなど。
今宮さんの提言に全面的に同意です。バリチェロより琢磨の方が明らかに速いでしょう。今期は単に出走回数の記録のためだけで走っているようにしか思えません。スーパーアグリのメカニックたちも、よく型落ちのクルマで2007年にポイント獲得まで持っていったものです。アイデアにあふれたメカニックたちを吸収すれば、ホンダにとってプラスになるでしょう。
それにしても、いつもクールな今宮さんが文面からわかるぐらいこんなにも熱くなっているのを見ると、メディアには出ていない水面下で見るに堪えないようなことがあったんだろうなぁって思います。
スーパーアグリの挑戦は志半ばに終わってしまったけど、挑戦することはとても大事なんだとあらためて思い起こさせてくれました。