今週末はシンガポールGPです。
記念すべき第1回の昨年のシンガポールGPでは、ルノーのピケJrによる故意のクラッシュがあったことがほぼ確実です。
「たら」「れば」はないとはわかっていますが、あのクラッシュでセーフティカー導入によって、それまでトップを快走していたマッサに大きな影響がありました。2008年のセーフティカールールは、ピットが一定時間閉じられて、ピットがオープンになると一斉になだれ込んできて、ピットが大慌てになるよな
ルールでした。ピットが慌てたのが大きかったのでしょう。フェラーリの大チョンボ。マッサはリタイアに・・・チャンピオンシップでハミルトンを追い詰めつつあったマッサは、大きく後退してしまいました。
ピケJrのクラッシュがなくても、セーフティカーが入っていた可能性があります。でも、もう少しレースが進んでからのセーフティカーだったら、そんなにピットは混乱せずに、フェラーリの大チョンボも起こらなかった可能性が高いです。すると、当然、わずか1ポイント差で逃したワールドチャンピオンの結果も変わっていただろうに。
あぁ、あのクラッシュがなかったら、マッサはワールドチャンピオンだっただろうにと思うと悔しいです。