今回は、Vol.1007の解答として、ルートマップを利用したより細かなメトリックの調整について解説します。昔のIOSはこんな設定はできなかったんですけどねぇ。いろいろ変わっていくものです。
これでVol.1007から続けてきたルート制御の問題は終わりにします。大事なポイントは、ルート制御を行うためには
- メトリック
- アドミニストレイティブディスタンス
の調整を行うということです。そして、それを実現するための方法にはいくつかのバリエーションがあるということがポイントです。
CCIEラボ試験では、問題の条件で特定のコマンドが禁止されることがあります。そんなときは、同じことをやるためにいかにいろんなバリエーションの方法を知っているかがポイントです。ルート制御だけでなく、他の制御もそうです。
次回は、もうちょっと複雑な問題を考えています。