CCIE R&S Configuration Part1 L3 Technology問題 (v4向け)

※ ネットワーク構成
//www.n-study.com/ccie-rs-configuration-part1-diagram/

2.L3 Technology

2.1.IPアドレッシング

  • 論理構成図の通りに各機器のインタフェースにIPアドレスを設定してください。
  • PPPおよびフレームリレーのリンクには直接IPアドレスを設定してはいけません。

2.2.OSPF

  • IGP構成のようにOSPFの設定を行ってください。各機器のLoopbackインタフェースは適切なエリアに含めてください。
  • フレームリレー上ではネイバーの障害検出を4秒以内にできるようにしてください。
  • 将来的なギガビットイーサネット環境に対応できるようにしてください。
  • R2-SW1間でOSPFネイバー認証を行ってください。認証方式はパスワードを直接送信しない方式を利用します。
  • VLAN34上にSW3、SW4、R5以外のOSPFルータが追加されても、ネイバーを確立しないようにしてください。ただし、認証を利用してはいけません。
  • SW1、SW2でデフォルトルートを生成してください。
  • 不要なインタフェースにはOSPFパケットを送信しないでください。

2.3.EIGRP

  • R1-R4間でEIGRP AS300を構成します。R1-R4間では、MD5認証を行ってください。
  • SW2-BB2間でEIGRP AS100を構成します。SW2はEIGRP Queryを受信しないようにしてください。

2.4.再配送

  • SW2でOSPFとEIGRP間の再配送を行ってください。
  • EIGRPからOSPFへ再配送するときには、Tag200が付加されているルートのみとします。また、再配送したルートを集約してOSPFドメインへアドバタイズしてください。集約ルートにもtag200を付加します。
  • OSPFからEIGRPへ再配送するときには、「192.168」ではじまるルートのみとします。また、再配送したルートを集約してEIGRP AS100ドメインへアドバタイズしてください。

2.5.IPv6

  • IPv6構成図のように必要な機器の必要なインタフェースにIPv6アドレスを設定してください。
  • SW1、SW2のみトンネルインタフェースを作成してもかまいません。ただし、トンネルインタフェースには明示的にIPv6アドレスを設定してはいけません。
  • OSPFv3によって、IPv6ネットワークの通信ができるようにしてください。

2.6.MPLS-VPN

  • R1、R4をPEルータとします。また、SW1、SW2はCEルータとします。MPLSバックボーンのBGP AS番号を300とします。BGPネイバーはLoopback0で確立します。
  • VRF名は「VPN」とし、RDは「300:1」を利用します。
  • PE-CE間のルーティングプロトコルはOSPFを利用します。
  • サイト1からサイト2への通信はMPLS経由で行わるようにしてください。ただし、サイト1のR3からの通信は除きます。これを実現するために、R1、R4で新しく192.168.100.0/24の範囲からLoopbackインタフェースを作成してもかまいません。

2.7.BGP

  • SW1、SW2、R3、R5でBGP AS1を構成します。BGPネイバーはすべてのLoopback0を利用します。また、next-hop-selfの設定をしてはいけません。必要ならば、BB1-SW1間、BB2-SW2間のリンクをOSPFの外部ルートとしてアドバタイズしても構いません。
  • SW1-BB1(AS254)、SW2-BB2(AS254)間でBGPネイバーを確立します。
  • AS1内ではAS_PATHによってベストパスが決定されないようにしてください。R3はAS254へパケットを送信するときにはSW1を利用し、R5はAS254へパケットを送信するときはSW2を利用するようにしてください。
  • SW1、SW2はAS1内の「192.168」ではじまるルートを集約した集約ルート1つのみをBB1、BB2へアドバタイズしてください。