IPアドレッシング
一般のユーザにはIPアドレスのことを意識させないようにしていますが、TCP/IPの通信では必ずIPアドレスを指定しなければいけません。そのため、 ネットワークの仕組みを理解するうえで、IPアドレスの詳細を把握しておくことはとても重要です。IPアドレスのフォーマットや分類などIPアドレスの詳細について解説します。なお、ここではIPv4アドレスのみです。
IPアドレスとは?
IPアドレスとは、TCP/IPにおいて通信相手となるホストを識別するための識別情報です。TCP/IPの通信では、IPアドレスを必ず指定しなければいけないということに注意してください。
続きを読むなぜIPアドレスだけでなくMACアドレスも必要なの? ~IPアドレスとMACアドレスの違い~
「IPアドレス」と「MACアドレス」がなぜ両方とも必要になるかについて、できる限り丁寧に解説します。
続きを読む通信の用途とIPアドレス ~宛先は1つ?それとも複数?~
IPによって、宛先までデータを転送します。宛先が1つかそれとも複数かによって、IPアドレスは3つに分類できます。
通信の用途によるIPアドレスの3つの分類について解説します。
ユニキャストIPアドレスの構成
ユニキャストIPアドレスは、ネットワーク部とホスト部の2つから構成されています。
ネットワーク部とホスト部の区切りは一定ではなく可変であることに注意してください。
クラスフルアドレス ~区切りを8ビット単位で~
ネットワークアドレスとホストアドレスの区切りをわかりやすく8ビット単位で考えているアドレスがクラスフルアドレスです。
続きを読むクラスレスアドレス ~区切りを好きなところに~
ネットワークアドレスとホストアドレスの区切りを柔軟に決められるようにしているアドレスの考え方がクラスレスアドレスです。
続きを読むIPアドレス設定の意味
「IPアドレスを設定する」ことが「ネットワークに接続する」ことです。
IPアドレス設定の意味を詳しく解説します。
Cisco IPアドレスの設定・確認コマンド
CiscoルータでのIPアドレスの設定について解説します。原則として、1つのインタフェースにはIPアドレスは1つですが、セカンダリIPアドレスとして複数設定することもできます。
続きを読むCiscoルータをDHCPクライアントに : ip address dhcpコマンド
CiscoルータはDHCPサーバとして、PCなどにIPアドレスを自動的に割り当てるだけではなく、DHCPクライアントとして設定することもできます。
CiscoルータをDHCPクライアントとして設定するためのコマンドについて解説します。
サブネッティング ~ネットワークアドレスを分割~
サブネッティングは、クラスに基づいたネットワークアドレスを複数に分割することです。
サブネッティングによって、1つのネットワークアドレスを分割して、IPアドレスの無駄を少なくすることができます。
サブネッティングの計算のポイント(サブネットのネットワークアドレスの簡単な求め方)
このページのアドレス計算の方法をマスターすると、たとえば「172.16.75.100/19」のネットワークアドレス、ブロードキャストアドレス、同じネットワークになるアドレス範囲が簡単にわかります。
続きを読むIPアドレス計算ツール(ベータ)
入力したIPアドレス/サブネットマスクに応じたネットワークアドレス、同じネットワーク扱いのIPアドレス範囲、ブロードキャストアドレスを計算するツールです。
続きを読むIPアドレス計算問題 ~CCNA試験対策~
IPアドレス計算についての簡単な問題です。Cisco CCNA試験で、このような計算問題がよく出題されます。
続きを読む不連続サブネット
不連続サブネットとは、あるメジャーネットワークからサブネッティングしたネットワークアドレスの間に、別のメジャーネットワークのアドレスが存在しているようなアドレス構成です。
続きを読むネットワークアドレスの集約 ~ネットワークアドレスをまとめる~
複数のネットワークアドレスを1つにまとめることができます。サブネットマスクを左にずらす操作で集約されたネットワークアドレスを求められます。
簡単な例で、ネットワークアドレスの集約の仕組みについて解説します。
自動集約
自動集約とは、ディスタンスベクタ型ルーティングプロトコルで自動的にクラス単位に集約してルート情報をアドバタイズすることです。
自動集約の仕組みについて解説します。
グローバルアドレスとプライベートアドレス
利用範囲によるIPアドレスの分類IPアドレスはその利用範囲によって、以下の2つの分類もあります。グローバルアドレスプライベートアドレスグローバルアドレスは...
続きを読むなぜプライベートアドレスではインターネットの通信ができない?
プライベートアドレスのままでは、インターネットの通信ができない理由について解説しています。
「通信は双方向である」ということがポイントです。
NAT/PAT ~プライベートアドレスでもインターネットへ~
プライベートアドレスのままでもインターネットの通信ができるようにするために、NATが必要です。そして、NATをさらに推し進めたものがPAT(またはNAPT)です。
NATとPATの概要について解説しています。
Cisco NAT/PATのアドレスの意味
CiscoのNAT/PATを設定するときには、4つのアドレスの意味を理解しておくことが重要です。
そして、4つのアドレスの意味を理解するには、通信は双方向であることがポイントです。
Cisco NAT/PATの設定と確認
CiscoルータでのNAT/PATの設定と確認コマンドについて解説しています。
最もよく行うプライベートアドレスとグローバルアドレスの変換を取り上げています。
Cisco NATの処理順序
CiscoルータでNATの処理とルーティングの処理などのその他の処理の順序について解説します。
続きを読むNAT 設定ミスの切り分けと修正 Part1
シンプルなNATの設定について、設定ミスの切り分けと修正を行います。
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