NETWORK MAGAZINE 2008.2『マネージドVPN 成功への道』

企業の拠点間を接続するには、さまざまな選択肢があります。いまでは、専用
線やIP-VPN、広域イーサネットが多いんじゃないかなぁと思います。
今回、取り上げたNETWORK MAGAZINEの記事は、拠点間接続の歴史をふまえて、
「マネージドVPN」に注目しています。

拠点間接続というと古くから、専用線があります。ただ、専用線は基本的にポ
イントツーポイント(1対1)の接続なので、多数の拠点を接続するには拡張性の
問題があります。
そこで、1990年代からフレームリレーやATMで多数の拠点を効率よく接続する
ようなサービスが登場し、普及してきました。
フレームリレーやATMでは、拠点間の接続トポロジはコストを考えると、フル
メッシュはなかなか難しいです。拠点が増えるほど、拠点間の仮想回線(VC)を
たくさん設定する必要があり、そのため、コストが増加するからです。
2000年前後から、IP-VPNや広域イーサネットが登場し、基本がフルメッシュの
拠点間接続サービスが増えてきました。いくつの拠点を接続しても、追加のコ
ストなしに、フルメッシュで接続することが可能です。
それとともに、ブロードバンドインターネットアクセスの普及によって、イン
ターネットVPNによる拠点間の接続も増えてきています。ADSLなど月額数千円
程度の高速なインターネットアクセスを利用して、インターネットVPNを構築
し、拠点間を接続する形態です。

IP-VPNや広域イーサネットは通信キャリアの提供するWANサービスで、それな
りのコストはやはり必要です。また、ADSLなどのブロードバンドインターネッ
トアクセスほどは速度が出ません。
ところが、ADSLなどを利用してインターネットVPNを構築すれば、驚くほど低
コストで高速な拠点間接続ができてしまいます。
そのため、特に中小拠点を接続するのに、インターネットVPNはよく利用され
るようになっています。

ただ、ネックはインターネットVPNの構築や運用管理は基本的にすべて自前で
行うことです。VPNを構築するためのVPNゲートウェイの選定、設置、設定と稼
働時の運用管理はとても大きな負荷になってしまうことがあります。

このようなインターネットVPNの構築や運用管理をアウトソーシングするサー
ビスがマネージドVPNです。
マネージドVPNを利用すれば、VPNゲートウェイの選定や設置、設定と稼働時の
運用管理をすべて通信事業者に任せることができます。当然、そのためのコス
トは必要ですが、自社で専任の管理者を割り当てると思いの外コストがかかり
ます。たいていマネージドVPNを利用すれば、専任の管理者を割り当てるより
もコスト的なメリットがあります。
インターネットVPNをより手軽に、リーズナブルなコストで安心して運用でき
るのがマネージドVPNの特徴だと思います。

で、いったいどの通信事業者のマネージドVPNを選べばいいんだろう?という
ときに参考になるのが、今回のNETWORK MAGAZINEの記事でしょう。

・IIJ SMF sxサービス-IIJ
http://www.iij.ad.jp/service/system/IIJ-SMF_sx.html
・マルチポリシーVPN for OCN-NTTコミュニケーションズ
http://www.ocn.ne.jp/business/vpn/mpvpn/index.html
・ダイナミックリンク-ソニー Bit Drive
http://www.bit-drive.ne.jp/vpn/dynamiclink/
・GOLマネージドVPN Secrure-フュージョン・ネットワークサービス
http://www.gol.com/biz/vpn/index.html

といったマネージドVPNサービスについて、その特徴をまとめています。

いま、インターネットVPNを自前で構築、運用管理しているけど、けっこう大変・・・
いい方法がないかなぁと悩んでいる管理者の方に、特にオススメです。

NETWORK MAGAZINE」の詳細と購読お申し込みはこちらから

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA