シスコルータのキホンその6
| ルータの設定例 断片的にコマンドだけを羅列してもなかなか使い方がわからないものです。そこで、ルータの初期設定を行うというシナリオでルータの設定をを行ってみましょう。下の図のようにルータのホスト名、パスワード、インタフェースへのIPアドレスを設定します。 ![]() まず、ホスト名とパスワードの設定を行います。ルータ全体についての設定ですのでグローバルコンフィグモードでコマンドを入力します。パスワードについては安全性を考慮して暗号化するためにenable secretというコマンドを利用しています。enable secretで設定したパスワードは、running-configを表示したときにも暗号化されて、設定したパスワードがわからないようになります。
パスワードが設定されたので、次回以降特権モードに移るにはパスワードが要求されます。もう一度、ユーザモードに戻って特権モードに戻ろうとすると、次のようになります。
※ここでパスワードを忘れてしまうと、特権モードに入れなくなり、結局ルータの設定ができなくなるので、気をつけてください。もしも、パスワードを忘れてしまった場合は、パスワードリカバリを行う必要があります。パスワードリカバリについては、そのうち解説します。 次にFastEthernet0/0の設定を行いましょう。インタフェースに関する設定なのでインタフェースコンフィグモードで行います。インタフェースに関する設定を行う際の注意点として、必ずno shutdownを入れてください。初期状態ではインタフェースはすべて無効になっています。インタフェースを有効にするためにこのコマンドが必要です。よく「つながらない」なんて言っておきながら、インタフェースがシャットダウンのままなんてことがよくあります。ぼくもたまにやります・・・(笑)
同じようにSerial0/0インタフェースの設定も行います。シリアルインタフェースに関しては、DCEとDTEという2つのタイプがあります。今回はDCEなのでクロック信号を設定するためのclock rateというコマンドが必要になります。 通常のルータは、たいていDTEでサービスプロバイダやキャリアのDSUに接続します。この図はバックツーバック接続と呼ばれる特殊な接続です。バックツーバック接続とは、シリアルインタフェースでルータ同士を接続する形です。このとき、電気信号を読み取るタイミングを提供するためにDCEが必要です。
以上で、ルータのごく基本的な、ホスト名、パスワード、インタフェースへのIPアドレスの設定は完了です。では、設定した内容を確認するために、show running-configを見てみましょう。
※必要なところのみ抜粋しています。 |
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