Ciscoデバイスの管理 Telnetによるリモート管理 その2

(所属カテゴリー:シスコ---投稿日時:2006年9月16日)

Telnetの中断、再開方法

Ciscoデバイスから他のデバイスにTelnetした場合を考えます。Telnetすると、 Telnet先のデバイスのCLIになり、CLIから設定の変更やshowコマンドを実行す ることができます。Telnetを中止するには、Telnet先でexitもしくはlogoutコ マンドを入力すれば元のデバイスのCLIに戻ります。ただし、これでは完全にTelnet セッションが切断されます。

ログ Telnetの切断

R1>exit 

[Connection to 10.1.1.1 closed by foreign host]
Switch> 

Telnetセッションを保持したまま、元のデバイスのCLIに戻ることをTelnetセ ッションの中断といいます。Telnetセッションを中断するには、[Ctrl]+[Shift]+[6] キーを押して、その後に[x]キーを押します。

ログ Telneセッションの中断

R1>[Ctrl]+[Shift]+[6],[x]
Switch#  

Telnetセッションを中断した場合、保持しているTelnetセッションを表示する には、show sessionコマンドを使います。

ログ show session

Switch#show session   
Conn Host                Address             Byte  Idle Conn Name 
*  1 10.1.1.1            10.1.1.1               0     2 10.1.1.1

「*」は直前のセッションを表します。その後の数字がセッション番号です。 保持しているTelnetセッションを再開するには、

#resume [session-number]

を入力します。再開するときは、resumeコマンド自体を省略することができま す。セッション番号だけ指定すれば、そのセッションを再開することができま す。セッション番号も省略した場合は、「*」のついている直前のセッション を再開します。つまり、セッションを中断して元のCLIに戻ってきた、何も入 力せずに[Enter]キーを入力すると直前のセッションに戻ります。

ログ セッションの再開

Switch#[Enter]
[Resuming connection 1 to 10.1.1.1 ... ]  

R1>

保持しているTelnetセッションを切断したい場合は、次のコマンドを入力して ください。

#disconnect [session-number]

多段階Telnetのセッション中断

あるデバイスから他のデバイスにTelnetして、そこからさらに別のデバイスに Telnetするというような多段階でTelnetをすることもできます。そのとき、セ ッションを中断して任意のデバイスのCLIに戻るには、ちょっとしたコツがい ります。セッションを中断する[Ctrl]+[Shift]+[6]の押す回数で制御できます。 ルールは次のようになります。

[Ctrl]+[Shift]+[6]の押す回数

  • 奇数回-大元のデバイスのCLIに戻る
  • 偶数回-大元のデバイスからひとつずつ前のデバイスのCLIに戻る

具体的に次の図のようにR1からR4まで多段階でTelnetしている場合を考えます。

R1にコンソール接続し、R1からR2にTelnetします。そして、R2からさらにR3へ Telnet、R3からR4へTelnetするとターミナルソフトウェアにはR4のCLIが表示 されます。

ここで、[Ctrl]+[Shift]+[6]キーを1回押して、[x]キーを押すと大元のR1のCLI に戻ります。

そして[Ctrl]+[Shift]+[6]キーを1回押して、[x]キーを押すと大元のR1の一つ 前のR2のCLIに戻ります。

[Ctrl]+[Shift]+[6]キーを3回押して、[x]キーを押すと大元のR1のCLIに戻り ます。

[Ctrl]+[Shift]+[6]キーを4回押して、[x]キーを押すと大元のR1から2つ前の R3のCLIに戻ります。

※実際に[Ctrl]+[Shift]+[6]キーを複数回押すときは、[Ctrl]+[Shift]キーを 押しながら[6]キーを複数回押すようにすれば簡単です。

Telnetアクセスの確認

Telnetアクセスの確認を行うには、主に次のコマンドがあります。

  • show users
  • show session

show usersは自分に対してのTelnetアクセスを表示します。そして、show session は自分から行っているTelnetアクセスを表示します。次のサンプルネットワー クでshow usersおよびshow sessionを見てみます。

まず、R2でshow usersを見ると次のようになります。

ログ R2 show users

R2>show user                   
    Line       User       Host(s)              Idle       Location 
*  0 con 0                idle                 00:00:00  
  18 vty 0                idle                 00:00:03 10.1.1.1

これを見ると、R2はR1(10.1.1.1)からTelnetされていることがわかります。 「18 vty 0」の「18」はコンソールなども含めた全体のライン番号です。VTY ライン番号はこの例では「0」を使っています。自分に対してのTelnetを強制 的に切断するときは、clear lineコマンドを使います。もし、この例でTelnet 接続を切断したいときは、show usersのVTYライン番号を使って

#clear line 18

とコマンドを入力するとR1からR2へのTelnetを強制的に切断できます。 次に、R1でshow sessionを見ると次のようになります。

ログ R1 show session

R1#show session                    
Conn Host                Address             Byte  Idle Conn Name    
*  1 10.1.1.2            10.1.1.2               0     0 10.1.1.2

R1は10.1.1.2(R2)にTelnetしていて、そのセッション番号が1であることが確 認できます。


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