Windows10のTFTPクライアントの有効化

Windows10でTFTPクライアントを利用することができます。デフォルトでは、有効になっていません。以下の手順で、Windows10のTFTPクライアントを有効にします。

  1. Windowsの機能を開く
  2. TFTP Clientにチェックを付けて有効化
  3. WindowsファイアウォールでTFTPを許可
Windowsファイアウォール以外のファイアウォールソフトを利用しているときは、そのファイアウォールソフトでTFTPを許可してください。

Windowsの機能を開く

TFTPクライアントを有効化するには、「Windowsの機能」のダイアログボックスから行います。「Windowsの機能」を開くには、[コントロールパネル]→[プログラム]→[Windowsの機能の有効化または無効化]をクリックします。

TFTP Clientにチェックを付けて有効化

[Windowsの機能]のダイアログボックスの[TFTP Client]にチェックを付けて[OK]でTFTPクライアントが有効化されます。

WindowsファイアウォールでTFTPを許可

有効化したTFTPクライアントでTFTPのファイル転送を行うには、ファイアウォールの条件を追加する必要があります。[コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]→[Windows Defenderファイアウォール]をクリックします。

[Windows Defenderファイアウォールを介したアプリまたは通信を許可]をクリックします。

[設定の変更]をクリックすることで、[別のアプリを許可]がアクティブになります。

[参照]からTFTP.EXEのパスを指定します。TFTP.EXEは、Windows\System32の配下にあります。

許可されたアプリに[簡易ファイル転送プロトコルアプリケーション]が追加されていればOKです。

TFTPクライアントのコマンドフォーマット

TFTPクライアントを有効化すると、コマンドプロンプトからtftpコマンドでTFTPによるファイル転送ができます。tftpコマンドのフォーマットはヘルプで確認できます。以下は、tftpのコマンドのヘルプです。

C:\Users\gene>tftp
TFTP サービスを実行しているリモート コンピューター間とファイルを転送します。

TFTP [-i] host [GET | PUT] source [destination]

  -i             バイナリ イメージ転送モード (オクテットとも呼ばれる) を指定
                 します。バイナリ イメージ モードでは、ファイルは文字どおりバイ
                 トごとに移動されます。バイナリ ファイルを転送するときには、こ
                 のモードを使用してください。
  host           ローカル ホストまたはリモート ホストを指定します。
  GET            リモート ホスト上のファイル destination をローカル ホスト上の
                 ファイル source に転送します。
  PUT            ローカル ホスト上のファイル source をリモート ホスト上のファイ
                 ル destination に転送します。
  source         転送するファイルを指定します。
  destination    ファイルの転送先を指定します。

TFTPサーバのIPアドレスが192.168.1.111で「c1841-ipbase-mz.124-12a.bin」のファイルを転送するときには、以下のようなコマンドを入力します。

C:\Users\gene>tftp -i 192.168.1.111 get c1841-ipbase-mz.124-12a.bin
転送を正常に完了しました: 49 秒間に 15788240 バイト、322208 バイト/秒

ダウンロードしたファイルは、コマンドのプロンプトのカレントディレクトリに保存されています。

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