目次
ちょっとしたコンフィグの変更をしたい
GNS3プロジェクトのデバイスの設定を変更するには、CLIから設定コマンドを入力して、copy running-config startup-configで設定を保存するのが通常の手順です。
通常の手順以外に、デバイスのstartup-configを直接編集することも可能です。ちょっとしたコンフィグの変更をしたいときに、わざわざデバイスを起動してCLIからコマンドを入力する必要がないので便利です。
startup-configを直接編集する手順
startup-configを直接編集するための手順は以下の通りです。
- Edit configからデバイスのstartup-configを開く
- startup-configの内容を編集して[Save]
Edit configからデバイスのstartup-configを開く
GNS3プロジェクトを開いて、startup-configを編集したいデバイスを右クリック→[Edit config]をクリックします。
すると、デバイスのstartup-configのファイル名のボックスが表示されます。[OK]をクリックすると、startup-configの編集画面に移ります。
startup-configの内容を変更して[save]
startup-configの内容を自由に編集できます。コマンドはフルスペルでなくても大丈夫です。依存関係のある一部のコマンドを除いて、コマンドの順序も特に関係ありません。スペースでインデントする必要もありません。ただし、コマンド構文を間違ってしまうと認識されないので、正しいコマンド構文になるようにしてください。
編集が完了したら[Save]で保存すればOKです。デバイスを起動すると、編集したstartup-configを読み込んで起動します。
使い慣れたテキストエディタでstartup-configを編集したい
普段使い慣れたテキストエディタでstartup-configを編集することも可能です。そのための手順は以下の通りです。
- デバイスのstartup-configを任意のテキストエディタで開く
- startup-configを編集して保存する
デバイスのstartup-configを任意のテキストエディタで開く
デバイスを右クリックして、[show in file manager]をクリックすると、そのデバイスをエミュレートする各種ファイルを保持しているフォルダが開きます。
[configs]フォルダ内に拡張子が.cfgになっているstartup-configが含まれています。startup-configを任意のテキストエディタで開いてください。
startup-configを編集して保存する
あとは、使い慣れたテキストエディタでstartup-configの内容を自由に編集して、最後に保存すればOKです。
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